2020/04/06
読者の皆様へ。
世界的情勢と3本柱、『環境』『健康』『経済』の関係について、
考えましょう。
現在、世界的に新型コロナウイルスの影響で、肺炎で多くの犠牲者を
出しています。これは、発生国と思われる中国の武漢市に、初動段階で
世界各国から医師団を派遣しなかった、致命的人為的ミスです。
中国が世界的経済大国だから国力が落ちたらいいな、みたいな嫉妬心
から、『対岸の火事』を見物していたら、川(国境)を超えて飛び火し
て来た訳です。これは、明らかにアジア人差別です。
人間の価値観が、美しさ、体の大きさ、経済的な事情で見られている
結果です。何だか、世界的に、ヨーロッパ系白人が1番偉く、次に体の
大きさと強さでアフリカ系黒人、最下層にアジア系黄人と成った構造が
出来上がって居ませんか? アジア系人種からしたら怒りますよね。
結局、コロナウイルスは、中国よりヨーロッパやアメリカ大陸で現在
、猛威を奮っています。はっきり言って、他人事ではありません。いつ
か、日本国も本当に『パンデミック』に巻込まれ、近親者が死んだり、
知人が死んだりしたら、私も泣くでしょう。
何故?中国が、コロナウイルス終息に向かっているかと分析すると、
国土の広さと大都市の分散、それに湖北省の閉鎖と外出制限が迅速であ
ったからだと考えます。
その点では、中国の人達は頭が良いと考えます。
昔から、疫病を封じ込めてこれた訳ではありません。疫病のウイルス
も生きて繁殖しようとするのに必死です。人間が子供を作るのと一緒で
、疫病も人間の身体を媒体として種族の生存を図っています。
人間は、地球を媒体として、種族の生存を図っているのと同じです。
だから、狭い土地に都市を造り、古いインフラで密集して暮らしてい
る土地の方々の弱さが露呈しました。計画的な都市を造る。これからの
社会はこれに尽きると考えます。
例えば、私も熟考したのですが、このサイトで言うべきか悩みました
。災害時の事を考えた都市造りです。
例えば、日本国で言うと、『福島の地震による津波原発事故』です。
もう1つは、『北海道全域の災害によるブラックアウト(大規模停電)』
です。
この2つは関係性があります。
1つは、地震等で発電所のインフラが大打撃を受ける。詰まり、電気
が各世帯に行き渡らない大規模停電や水とガスの提供が数日間~数十日
間滞った時の恐怖と混乱です。
発電所から電気が供給出来ないと、先ず生活が成り立ちません。道路
も分断されます。家に籠る訳にはいかないので、車で移動して買い出し
に行きます。そんな時、電気自動車では、直ぐに蓄電池があがり、使い
物に成りません。
だから、各世帯に、『太陽光発電』と『燃料発電』を常備しておく事
が大切です。太陽光発電とは詰まり、昼に太陽光でソーラー発電機で蓄
電しておき、夜にそれを使用する。
燃料発電とは、いわゆる、プラグインハイブリッド車の普及です。
プラグインハイブリッド車は、戸建ての家に常備しておけば、充電器の
インフラが有れば、それとガソリン燃料が有れば、逆に家にエンジンの
発電で電気を流す事が出来ます。
だから、確かに、地球環境の事を最優先に考えますと、電気自動車の
完全普及が正しい解答ですが、ブラックアウトを考えると、太陽光発電
と燃料発電の両面からの考え方は捨てられません。
大規模停電でも、公共施設や自宅に、固定型、移動型、発電機がある
事は、安心感が有ります。
話は戻ります。
これからの地球の将来を考えた3本柱『環境』『健康』『経済』も、
密に関係しています。どれを欠いても、人心が乱れてしまいます。
『環境』悪化で、不快指数が上がり、皆がイライラする。『健康』を
害する(コロナウイルス)などで差別が顕著に成る。『経済』が破綻し
てくると皆が収入が減り、不満が爆発する。
解決法は、やはり国際協力なのですが、国々でそれぞれ経済大国に成
ろうという計画が有ります。これはいいのですが、やはり、森林豊かな
国々には、森林資源を残して欲しいと願います。
無闇に、自然破壊をすると、地球規模の異常気象が起こり、今回のコ
ロナウイルスパンデミックもその1つだと思います。
今回のパンデミックで判った事は、地球上が狭いという事です。人の
移動が簡単に成った今、また情報伝達が速く成った今、人体的、心理的
に、影響を及ぼします。
現に、今、地球上の人達皆が引きこもりで、ストレスを溜めています
。街には、コロナウイルス感染を恐れて、ひとけが疎らです。
環境業、飲食業は打撃を受けて、世界的に借金を負って、国民を養っ
ている。昔は、若者が底辺で高齢者の方々がピラミッドの頂点だったの
が、今は逆ピラミッドの人口的な形に成っています。
地球規模の環境破壊、都市建設、地面のアスファルト塗装、森林資源
の消失、工業による大気汚染、ゴミによる河川から流しいずれ海に流れ
込む海洋汚染物質による海洋汚染。
強いては、地球の周りを取り巻く宇宙に漂うゴミ。これでは、八方塞
がりだと思います。
子供達や若者達は、遊びに明け暮れて居ないで、これらの問題に若い
内から向き合って、大人達の過ちを繰り返さない様にして頂きたいと、
考えます。
2020年4月6日 著者