現在の世界情勢について3

2020/03/21

 読者の皆様へ。

 前回の続きです。

 『差別』について考えましょう。

 今回の『コロナウイルス』の流行で、やはりアジア人への根強い

世界各国からの差別的偏見が浮き彫りに成りました。

 恐らく、歴史的にも、コレラやペストが流行した時には、同一民族

内でも起こり得た、自己防衛的差別感情でしょう。

 人間、誰でも健康に長生きしたいものです。

 仮に、コロナウイルスがヨーロッパで発生していたら、この様な差

別が起こり得たか疑問です。

 偏見ですが、ヨーロッパでも、HIVに感染されている方々は多々、

居ると思います。私が仮にそういった方々を差別化する事は有り得な

いですが、やはり不治の病には感染したくないのは、人間なので、本

心はどんなに例え好きな女性でも結婚はしないと思います。

 今回の『コロナウイルスパンデミック』は、友人、知人、家族が感

染した、またはしないように、アジア人への根強い差別化が起こり得

たと、推測します。

 ですが、ヨーロッパやアフリカで過去に発生して拡大したコレラや

エボラ出血熱で、ヨーロッパ人やアフリカ人への差別が起きたでしょ

うか?

 まだまだ、世界では、人間1人1人の命の重みに、格差が在るのは

、大問題であると思います。

 かくいう私も、まだまだ、日本国は豊かな方なので、民族や出身国

で人の価値を見てしまいます。白人の外見の美しさ、黒人の強さ、先

進国の方々の裕福さ。しかし、アジア人にも器用さ機敏さがあります

 それらも大切ですし、愛国心も大切ですが。やはり、人間1人1人

の命の重みに変わりは無く、差別化は優越感や自尊心が強すぎる現れ

ではないでしょうか。

                  2020年3月21日 著者