2018/05/31
読者の皆様へ。
日本人の長所と欠点について考えましょう。
日本人は、昔から忠誠心に富んだ、武士道を重んじた、勇敢な民族でした。それが、
島国の欠点か、小ぶりになってきたような気がします。体格という意味ではなくて。
それは、男女ともに言えることです。
昔の日本人は、自分の属する藩(主君)の為なら、死をも厭わずに戦って死んでいきま
した。それは、自分の失敗の責任を取る意味も含めてです。それを、封建制度と呼んで
いました。
敗けは、領土の喪失と、家族を失うことであったからです。
ですが、時代は変わりました。腕力の戦いから、頭脳の戦いに移行してきました。
最初は、日本人の勤勉さと真面目さで頭脳集団(シンクタンク)が、新しい発明をして次
々に、世界に日本の最先端技術をもって、利益供与をして尊敬を集めました。
しかし、一方で、その最先端技術がもたらしたゲームやアニメのようなバーチャルな
世界に、若者がどっぷり浸かり、現実逃避し現実を直視しない軽い乗りの人間に、それ
らが若者を育て上げました。
後進国は、貧困から脱け出す為に必死です。ちょうど、昔の日本の全てを失った時の
ように。先進国も、その優位性を保とうと、同じく必死です。
日本人は、他人の事を気にしたり、自分の評価を気にするあまりに、小さく纏まって
います。それは、先に述べた通り体格の事ではなく、失敗を恐れる恐怖感からです。
ですが、行っていい失敗と、してはいけない失敗は違います。そこのところを、大人
や親は、子供に幼年時の時から言い聞かせていくべきです。
また、金儲けをしたいという一部の人達の利己主義的な商売のせいで、未来も希望も
失う若者が多くいます。教育自体を、見直す必要があります。私の時代は、悪いことを
した子供は体罰を受けることが当たり前でした。教師がしっかりとしていたからです。
今の時代は、漫画やアニメで、エロスを覚えて育った教師が、生徒をそのような対象
として見ている時代です。確かに、愛は国境も年齢も超えますが、限度があります。純
愛であるなら、それは認めて、肉体関係の愛は許されないと考えます。
皆さんはどう考えますか?
続きはまた今度に。
2018年5月31日 著者