光の細分化について

2018/11/04

 読者の皆様へ。

 光の細分化について考えましょう。

 地球上では、昼に当たる時間では、光が分子や物体や水面(水の厚ささえ見せる)に当たり、

乱反射して、それらを見せています。

 言い換えれば、大気の奥行きも見えているし、物質の形状や陰影、水深ある湖の水面や水色

や海底の地形まで見せています。

 気体は空間に分散している気体分子への衝突の繰り返しと考えても、遠くの山々が双眼鏡で

ハッキリと見えます。分子濃度が薄いからでしょうか?

 個体は、金属や岩石等は、一部を除いて光を透過しないで、その色か波長かで複雑な色合い

をします。

 水はどうでしょう。砂や泥で濁って無い限り、ある程度、光を透過して、水の表面、中層、

海底で光が反射して、人間の目に青色や緑色や透明色に見せます。

 かといって、光が地上を満たしている訳ではありません。太陽を肉眼で見詰めると目が潰れ

ます。その様に、光にも密度があり、余りに強力な光の束は、眼球か脳に影響を及ぼすと考え

られます。目に光の影を黒く残します。

 普段、私達が見ている明るいと思っている光の濃さは、単位には言及しませんが、lightstrong

があります。これは、細分化された光なのか、光子密度なのか、謎です。

 例えば、同じ強さの光を、白色紙と茶色紙に当てて反射光を見ると、明らかに白色紙の方が

、反射光(光の吸収率が小さい)が強い(明るい)です。同じ白色紙でも白色度で、少しクリーム色

がかっている白色紙は、真っ白の紙より光を弱く反射しています(吸収が大きいのか)。

 例えばモデルとして、蛍光灯1本である部屋を照らす時と、蛍光灯10本で部屋を照らす場

合では、後者の方が部屋は確実に明るい。これを光子と置き換えると、1光子と10光子では

、やはり後者の方が部屋は確実に明るいのではないか。

 光とは光子の塊で明るいのか、光子の輝きで明るいのか、解くとき、両方の説がまた、原子

説、分子説の様に議論されるかもしれない。私は、この答えは宇宙空間にあると考える。宇宙

空間では、光子は何も反射する物が無いから光を発していない。ここで、先の両方の説がもろ

くも崩れる。

 前者は少し固いが、後者は嘘になる。しかし、何故だか、私はこの両方の説とも正しく思え

る。皆さんは、どう思いますか?

 続きはまた今度に。

                             2018年11月4日 著者