鳥の羽のシミュレーションと航空機の翼の違いについて

2018/10/18

 読者の皆様へ。

 鳥の羽のシミュレーションと航空機の翼の違いについて考えましょう。

 私の姉が20年位前に、鳥の羽のシミュレーションを解明したと強い口調で言っていました

。鳥には、低い所を飛ぶものと、高い高度を飛ぶものといます。

 雀の様な低い所を飛ぶ鳥は、羽が短く硬く出来ている様に見えます。これは、瞬発力を要求

される為で、外敵から身を守る為に、羽を思い切り羽ばたかせて空気を押し下げて飛び立ちま

す。

 一方で、高い高度を飛ぶ地上の小動物を獲物に狙う、若しくは大型の鳥は、羽を思い切り広

げると1、5~2メートル位になります。このタイプの鳥は、よく観ていると羽を羽ばたかせ

ているだけではなくて、波打たせて羽ばたいています。

 羽の根元の筋肉を動かして、それが羽の根元から先端へと波を打つように伝わって行ってい

る。大型の鳥と小型の鳥は、根本的に羽の動かし方が違っている様に思える。

 昆虫は、甲殻の中に羽を隠していて、その羽が透明で柔らかい。これも、2種類あり、蝶型

とカブトムシ型で、蝶型は羽が硬く羽ばたく時は、羽をうちわの様に動かしている。

 カブトムシ型は、透明な柔らかい羽を振動させながら、波打たせて羽ばたいています。

 人間の作る航空機は、翼が固定式で、翼の傾きを変える事で尾口から空気を思い切り出して

推進力を得て、空に浮かび上がる。これらの違いは、その体や機体の重さで決まり、鳥や昆虫

は極限まで体を軽くしていて、航空機は人を沢山載せ強度を保つために重い。

 結論を言うと、空の飛び方は様々あり、羽を必要としているが、余りに軽い埃やチリやビニ

ール袋等は、少しの風で上昇気流に乗る。また、気球など、空気の密度の違いを利用して浮力

を得て、空を飛ぶ事も可能である。

 続きはまた今度に。

                            2018年10月18日 著者