気流の動きと雲の存在について

2018/10/02

 読者の皆様へ。

 気流の動きと雲の存在について考えましょう。

 まず、空気密度が大きくなると、気流が発生します。宇宙空間に近付くにつれて、気流の

激しさが薄らぎます、一般的に。気流とは、分子の運動の量と激しさですから、地表の気圧が

高い所では、どうしても嵐が激しく起こります。

 特に、海上は海水の蒸発により、空気に湿度が加わり、乾いた空気より気流が同じであれば

、空気の重さが重くなる訳ですから、物に当たる力も大きくなります。

 北半球で考えると、冬に寒気が猛吹雪となり北から嵐を起こす。寒気は上空(軽いから)の方

から襲って来る。ここで、季節風に1年間吹いている偏西風は考えないでおく。

 夏は、台風が多いが、これは南風を主に起こす。だから、島国の日本国では主に、冬は北風

が吹き日本海側に波が立ち、夏には南風を起こし太平洋側に波が立つ。これは、常識である。

 雲は、では湿気の塊だが、乾燥地帯や大陸内部では出来るが、やはり海の近くより少ない。

特に、雨を降らす程の。スコールは、海で発生し、海で猛威を奮う事もある。

 快晴と曇りの違いは何か。また、ポツリと存在している雲は何なのか。気流が関係している

。昔の人は、漁や狩や農業をする時に、気候を空の天気で読み、神に祈りを捧げた。神が気候

をコントロールしていると信じていたからだ。

 実際、無茶な行動を自然に対してすると、しっぺ返し食らって、大惨事を引き起こした。現

在では、科学的に事象を解明しようとしているが、観測的にしか見れていない。

 科学の力は素晴らしく人間の生活の質を向上させている。だが、未だ、身の回りの生活の改

善に留まり、真実ではなく、経験的に学んだものだ。

 雲について考えるのは、また、今度に。

                             2018年10月2日 著者