帯電について

2018/10/03

 読者の皆様へ。

 帯電について考えましょう。

 よく、髪の毛をプラスチックの下敷きで擦ると、静電気を生み。髪の毛を浮かせます。これ

は、髪の毛にプラスチックの分子の殻から離れた電子が髪の毛に付着し、負に帯電し、正に帯

電した髪の毛を引き寄せているからでしょう。

 よく、水中のイオンがクローズアップされますが、空気中にもイオンが存在しています。電

子等は、空気中のそこらへんに存在していて、陽子の空いている殻に収まって安定した状態を

保とうとする。

 雷の放電は、理屈は解らないが、負に帯電した電気的エネルギーが、地面や木などの正に帯

電、もしくは、正に偏った場所を求めて伝導する。雷の発生源は雨雲が多いが、地面は基本的

に正負どちらに帯電しているとも言えない。

 水は電気をよく通すが、それだけの条件で雷は発生しない。雷が空の雲のどこら辺んで発生

するかを特定するのは不可能だが、注意報くらいは出せる。実験室的に、雷の様に放電させる

ことも可能である。

 ガラス菅の中でも放電させることは可能だが、これをコントロール出来るとは言えない。但

し、指をガラス菅の外に添えると、放電が指の当てたガラスの方にくる。

 指のある方が、無い方よりも、電気を通しやすいから、それを見越して指に空間を越えて放

電が成される。

 結論としては、恐らく電気(電流)は、最短の道をより簡単に通る事を望むし、電位の差も関

係している。

 続きはまた今度に。

                              2018年9月3日 著者