2018/09/30
読者の皆様へ。
雲が上空に存在する理由の前に、大気の組成について考えましょう。
地球の大気は、気体にかかる地球の重力という形で、地表に近づくにつれて積載重量で濃く
成っていきます。(気圧)
だから、8000メートル級の山の上では、気圧が低く、空気が薄い(密度が小さい)。人間
は勿論、酸素の量が減るので、息苦しくなる。組成は、微量な分子を除いて、N2が80%、
O2が20%として、大体、計算はしませんが、その比率で空気の重さが密度と共に判る。
ですが、成層圏とか、何とか圏とかあるように、例えばオゾン層は、密度は知りませんが、
O3で表され、1mol の重さは約、空気の1・5倍で、それが地表からより宇宙空間に近い
理屈が説明できない。
調べてみると、高度が約25000メートルで、一番密度が一番高くなるとある。これは、
空気が拡散されているからで、その上下にもオゾンの層が分布しているとある。
航空機は、10000メートルくらいを最高高度で飛んでいるらしい。航空機は、気流の
激しさを嫌うから、雲の上を飛んでいます。と言うことは、大体、雲は数千メートル上空に
存在していることが判る。
雲がそれ以上、上空に出来ないのか? これは、水蒸気としては、雲の上にも多少分布し
ているはずである。目視出来ないだけで。
日本国の夏を考えると、湿度が異様に高い。だが、地上に雲として目視出来ずに、上空の
ある距離の塊として見えるのみである。ここに、雲とは、水蒸気の塊だけではなく、ある一
定条件で現れることが判る。
山に登った時に雲のかかった中に入ると霧である。霧の中では、人間は服も濡れる。以上
から、湿度の上限の100%というのはどういう意味を持つのか? 水の入った風呂の中の
湿度は何%なのか。そこらへんの関係が、雲の不思議に関係していると思われる。
続きはまた今度に。
2018年9月30日 著者