2018/09/29
読者の皆様へ。
雲の存在と雨について考えましょう。
雨は海抜、何メートルの所から降るのでしょう。恐らく、雲の位置によりますよね。
雨にも色々な種類があります。水滴、氷、雪、霧など。それらは、季節、場所、気温、標高
、色々な要素があります。中には、空にうっすらと雲しかないお天気雨などもあります。
まず、雲の海抜(標高)の位置を考えましょう。夏は、積乱雲などで雲の地表(海面)からの高さ
が低くなります、一般的に。これは、北半球と南半球とか、島国とか、大陸の内部とかで、色
々と変わってきますが、日本国で考えたいと思います。
夏は、日光の照射熱で海面の海水がしきりに蒸発し、縦長の雲を形成します。冬は、海面の
温度も気温も低く、高い位置に雲が形成されます。
冬は、恐らく気温が低く空気が乾燥するから、空気自体に湿度がなく軽い。この軽さ故に、
雲は水分の塊で、乾燥した空気と湿った空気の層が出来る。ここで、湿った空気の方が重いか
ら、雲は低くなるのではという疑問がある。これを解決するのが、雲の密度だ。
太平洋側に限定して、夏はスコールや、台風の雨で、1時間の雨量が多くなり長引く。もち
ろん気圧の関係もあり、難しいが、湿度の高い(例えば70%とか)これは、明らかに空気の組成
率が一定とすると、水分子(H2O)を含んだ分高くなる。空気の組成(N2が80%+O2が20%)と
する。それで、雲の位置を低く保つ。
ここで、宇宙空間での公転、自転は考慮から外す。
冬は、雲が低温で形成されているが、全てが氷や雪という訳ではない。航空機が雲の中を通
ると衝突しないことにより。雲はあくまでも水蒸気で、冬に雲がかたまるとその重みで、雲自
体も高度が下がるはずである。そして、氷を降らせたり雪になる。
よく聞く話だが、雲から雨が降る瞬間は氷で、大気との摩擦で溶かされて雨になり地上に届
く。
冬に雲が高いという説は、その雲の厚さにもよるのではないか。詳しくは、物理、化学的に
後で考えたいと思います。
もう1つ。雲の上は何故、青空なのか? 積乱雲の上空は平面では無いかもしれないが、雲
の上に出ると、雲の上面が平面を成している光景を目にする。要するに、地上の大気の上に雲
の層があり、その上にまた、大気が存在している。3層構造(組成は考えないで)なのだ。
長いので、続きはまた今度に。
2018年9月29日 著者