2018/09/18
読者の皆様へ。
超高温下での原子核の存在状態について考えましょう。
原子の話が続いて申し訳ありません。
そもそも、地球上で取り決めた0℃(約273K)での常温が大体15℃±約25℃前後の温度
で、地球上の生命は繁栄している。稀に、100℃くらいで生命を維持できる微生物も、地球
上で発見されているが、先に述べた温度域が、最適な地球上生命の生活環境なのだろう。
では、超高温下では、生命維持が不可能な点をあげると、まず第一に有機物の熱耐久度にあ
る。炭素とか酸素とかの有機物を成す結合力の熱への弱さである。これのせいで、ちょっとの
高温下では、人間の体はただれるし、燃え尽きもする。(絶対に実験してはいけません)
そこそこの超高温下では、金属は未だ個体形状を保つだろう。しかし、10の10乗を越え
るくらいの温度では、金属でさえ昇華してしまうのではないか? それどころか、金属の原子
核の結合状態など保てるとは思えない。
この時、原子核が崩壊して泳ぎだした陽子と中性子と電子(仮にそうする)も、形状を保つ事
が出来るかが課題です。要するに、人間の地球上での最適な存在温度みたいなものと同じで、
陽子、中性子、電子にも、最適な存在温度が存在しているのではないか。
億度、兆度が存在していたら、また違った存在物質も有るのではないか、その温度域での。
そういうのを、異次元と言い、人間の人知を越していて、触れることの出来ない『 神 』
の領域なのだろう。
続きはまた今度に。
2018年9月18日 著者