大気について

2018/07/25

 読者の皆様へ。

 大気について考えましょう。

 昼間、夜間、空を見上げると、青い空が見えたり、星空が見えたりします。これは、空気

がある程度、澄んでいることを示します。

 現代の日本では余りありませんが、空を横に見たら光化学スモッグにより、空の青さが見

えない公害の時代がありました。これは、恐らく、化学的な操作でできた気体が重く、大気

の地上に近い低い層に堆積していたからでしょう。それでも、まだ上を見上げると青空や夜

空が見えていたのでしょう。

 重い気体程、地上付近に堆積しますが、オゾン層(分子式O3か?)等、例外もありますので

何とも言えませんが、低い層を横に大気を見たら曇って見えても、縦に空を見ると透き通る

のでしょう。

 これが、砂塵等でなく、化学物質で曇ると危険なのでしょう。大気は撹拌されているので

、ある地方で大気が曇るということは、余程の化学物質の排出量であると考えられます。

 公害というのは、直ぐに人体に影響の出るものもあれば(原因不明の時もある)、長い何十年

という時間をかけて人体に影響の出るものもあります。

 それが、アスベストの時には、原因が判らずに肺がんを患った作業者や近隣住民もいます

。現在、排ガス規制をしていてそれは良いのですが、科学の発展と共に、何百年かけて人体

に害が出てくることもあるのではないでしょうか?

 医学の発達で、次々に出てくる新しい病気や疾患への特効薬が開発されています。しかし

、地球環境の変化に、その医学は追い付いていけるのでしょうか。

 私だけでなく、皆様も、今年の猛暑や火山活動や海洋汚染は気になっていることでしょう

。人は、自分達の利便性を求めていますが、それが仇となって生活環境を悪化させ、余計に

地球の寿命を縮めているように思えてなりません。

 「暑い。暑い」の泣き言はもう聞きたくありません。それなら、家でクーラーつけて部屋

を涼しくして(室外は暑くなる)、温かい風呂に入らずに水風呂に入って下さい。

 続きはまた今度に。

                            2018年7月25日 著者