歴史上の人物について

2018/07/21

 読者の皆様へ。

 歴史上の人物について考えましょう。

 いきなり余談ですが、今年の北半球日本での夏の暑さは、今までに人類が経験したこと

がないくらいだそうです。ここで、日本としたのは、赤道直下の国に比べたら、まだ涼し

いと思うからです。本当に、地球は今、環境の激動期にあるのでしょうか。

 歴史上でも、数百年前、数千年前、数億年前には、あったことではないのでしょうか。

 本題に入ります。よく、歴史上の人物の話で、小説なり、映画なり、物語が作られてい

ます。この物語は、本当にその歴史上の人物を、ありのままに表現しているのでしょうか

?

 細かい演出や、心情、セリフが物語で出てきますが、これは現代人が過去の英雄をもっ

とカッコ良く、大胆に、感情的にする目的で演出され、テレビを観ている民衆に英雄の人

物像として吸収されていきます。

 過去に存在した英雄の本来の姿とはかけ離れて。

 果ては、小説、映画、アニメーションで作り上げられてきたキャラクターが、千年後に

は実在した英雄として語り継がれているかもしれません。

 だから、歴史小説を書く小説家には注意して頂きたいのです。歴史上の英雄や悪役が、

実は正反対の人物像であったかもしれないからです。

 英雄がいつしか神格化されて、神として崇められている例は多々あります。しかし、英

雄も所詮は人間です。

 神とはもっととてつもない存在であると私は考えますが。

 続きはまた今度に。

                           2018年7月21日 著者