2018/05/10
読者の皆様へ。
鳥について考えてみましょう。
恐らく、地球上で羽を持って空を飛んだ最初の生物は昆虫でしょう。昆虫は、
その軽量な体からは、想像も出来ない程の柔軟性と強靭性を合わせ持ちます。
例えば蝶々やトンボです。太古はまだ、動物が巨大で、今の様にコンパクト
ではなく、高い上空を飛べなかったはずです。それらを主食とする恐竜なり、
鳥の祖先である始祖鳥の祖先が、ジャンプして低い低空を飛んでいる昆虫類を
捕食していたのが想像出来ます。
それが、昆虫の進化と共に、飛ぶ高度を上げていくと、それらを捕食してい
た体重の軽い鳥の祖先が始祖鳥となり、大空に羽ばたいたと考えられます。
昆虫の飛びかたを目で見て記憶して、最初は真似ていたはずです。それが、進化
という形を取り、前の腕が羽へと変形させる事を、遺伝子に組み込んだ。数億年
間の間に。
また、自分達の安全面でも、鳥は、自らの身の安全の為に、羽を発達させたと
も考えられる。
それが、今度は、上空に飛び出した恐竜や鳥達は、地面の様子がよく見える。
それで、今度は空からの捕食者として、地上の獲物を狙い、空の覇権を得た。
続きはまた今度に。
2018年5月10日 著者