太陽(恒星)の膨張について

2018/05/03

 読者の皆様へ。

 太陽の膨張について考えましょう。

 何故、太陽(恒星)が膨張するかについて考えられた方はおられますか?

 物理学的なことでは、図鑑やインターネットを閲覧して頂けると、仮説は色々と

載っています。

 問題点は、その膨張後に何故、違った形を取るかです。原因は、恒星の質量だと

か、温度だとか、そのものの大きさ、環境、持っている惑星の数だとか、色々と考

えられますが、それを統計学的に分類出来ないものでしょうか?

 細かい作業になりますが、系統は解るかも知れません。

 普通、物体が円(楕円)運動をする条件として、中心部にある物質の質量が、円運動

をする物質の質量よりも大きくないと、直ぐに円運動をしている物体が向心力不足

で、軌道を逸すると考えられます。

 太陽系の場合、太陽とそれぞれの惑星が、個別に向心力と遠心力が釣り合っている

状態にあります。では、中心部の物質は、恒星では無く惑星の様な物質の塊では駄目

なのでしょうか? 恐らく、それでも大丈夫でしょう。地球と月の関係があるからで

す。

 巨大な質量の塊を、惑星状の星が沢山、円運動をしている。そんな、星系もある

はずです。それらは、観測不可能なものもあると思われます。温度も、光も持たな

いからです。

 太陽の膨張に話を戻します。太陽が膨張するのは、核融合やら核分裂やらで、

水素とヘリウムのどうのこうので、光子を発するから質量を失う。それだけではあ

りませんよね。色々な要因が考えられます。宇宙線放出だとか、惑星からの長年に

渡る引力だとか。

 例えば、ゴム紐で円球を回転させてやると、段々、回数を重ねる毎に、ゴム紐は

疲労して伸びて、最期は切れて円球は何処かに飛んで行ってしまう。それと同じこ

となのでは?

 中心部の点も疲労してきます。太陽系でいうと、1年で地球、数年で他の惑星と

しても、地球だけで考えても46億回転しているのかも知れません。それが、他の

惑星からの負荷も考えると、計り知れません。

 それで、過去には膨大な質量であったであろう太陽は、質量の放出を少しずつ

しつつ、太陽系自体も環を広げている可能性。それに、太陽の膨張。

 実に、宇宙∞は、太陽系だけをとっても、理解不可能なものですね。

 続きはまた今度に。

                        2018年5月3日 著者