光の眼に飛び込んで来る時差

2018/04/10

 読者の皆様へ。

 光が目に飛び込んで来る時差について、考えましょう。

 地球上で、例えば昼間とします。とても、目の良い人がいます。その人

の目に飛び込んで来る光、光子は、物に反射して目に届く訳ですから、

それを脳が認識して、映像として、頭の中で整理された像が見えている。

 だから、個人個人で、全く同じ景色が、少しずつ違って見えている

可能性があります。1人1人の脳が違っていることで。

 また、距離の違い、奥行きの違いも理解し難い要因です。僅かに距離

の違う景色、遠くの山々、近くの人では、反射されて眼に飛び込んで

くる時間差があります。それが、例え0・0000001秒の差でも、

時間差のある映像が、脳に同時に認識されています。

 今現在の映像と過去の映像が、同時に脳で認識されている訳です。

これは、もしかしたら、遠くの山々がかすれて見えることにも、関係

があるかもしれません。只、遠近という問題ではなく。

 医学的には水晶体の変形がどうのこうのですが、近視、遠視について

は。ですが、近くの物が見え無くて、遠くの物が見えるのも不思議です。

 その時間差が、脳に及ぼす仕組みが、生物の進化の中で、どの様に

行われたのかが不思議です。恒星で例えると、1000万光年離れた

過去の映像と、地球上の今現在の映像を、同時に脳で見ているのです。

 続きはまた今度に。

                  2018年4月10日 著者