2018/04/09
読者の皆様へ。
時間とは何か? 一番に難しい要因であると思います。
例えば、シーラカンス。1億年間?くらい、種を存続させて、進化をしなかった
魚です。それが、太古の昔には、恐竜と同じ時代に生きていたのです。昆虫でさえ、
恐らく進化して大きさなり形なりを変化させてきたのに。余程、臆病で慎重な種で
あったのだと思われます。
光が波の性質を持つ様に、時間も波の性質を持っていたら恐ろしいことです。
誰でも、あと1秒早かったなら、遅かったなら、間に合った、死んでいたという
経験はありますよね。
これから、私はいつもの仮定を言います。時間が例えば、正弦曲線の軌跡を辿る
としたら、時間の流れに対して、変位は何に当たるか? 恐らく、時間の流れる
方向なのか、目に見えている世界なのか、加速度的に違う時代の流れ方なのか?
正弦曲線が、次々に正の方向に進んでいるとすると、それらの時間は重ならない
で、ある地点では正の方向に時間が流れていて、負にも時間が流れている。そう
すると、例えば同じ座標の空間を共有していても、物質同士がぶつからないこと
もあり得る。共鳴することもあり得る。あくまでも、仮定です。
物質が絶えず振動していること。空間はその遊び場でそこに佇んでいる。では
、時間は何だろう? 昔、私が不思議に思っていたのは、家を10分前に出発し
た人間に、後から出掛けた私が追い付くことだ。先に出掛けた人は、10分先の
未来を生きているはずなのに。
これを光、光子に変えて考えてみると、先を急ぐ光子を、後から追い掛けてきた
光子が追い越したら、理論上おかしい。時速50キロメートルのボールを、時速
100キロメートルのボールが追い越すのとは訳が違う。物凄い加速度で放出され
た遠くの恒星からの光子が、真空に近い空間で(ダークマターの存在は考えない)
一定速度を保ち、やがて地球に達する。この光子は、1000万年前の光子とする。
これに、極近い太陽からの新鮮な光子が地球に届くとすると、これらの光子は、
1000万年の時を超えて並行的に地球に達した。遠くの恒星からの光子は、
1000万年の歴史を持って。
これらの光子の違いは何か? 答えられる人はいるだろうか?
続きはまた今度に。
2018年4月9日 著者