取り返しのつかない宝物とは

2020/05/08

 読者の皆様へ。

 取り返しのつかない宝物について考えましょう。

 皆様には、それぞれお金では売れない宝物が有ると思います。

それは、自分自身の生命であったり、家族であったり、信念であった

り、友情であったり、好きな人であったり、持ち物であったり、人そ

れぞれだと思います。

 私が考えています宝物は、昔は自分自身に直接関係しているもので

したが、今は違います。信念や真実や正論や事実や嘘の無い社会です

。例えば、自分自身がどんなに苦しい窮状に居ても、それらを貫いた

ならば、潔く爽快に生きて行く事が出来ます。

 もし、周りの人が嘘で塗り固めた状況なら、私は受け入れたく有り

ません。よく、仮面という言葉を使っています。仮面又は『お面』は

、確かに外面は良く見えますが、中身が伴わなかったら只の人形と同

じです。

 容姿にしろ、学歴にしろ、人間性にしろ、愛情にしても。容姿はい

ずれ朽ち果てます。学歴が有っても実社会での経験値が高くないと使

い物に成りません、役者が演じるエリートサラリーマンでは無いので

。人間性はいざという時に判ります。自己犠牲の精神です。愛情にし

ても、嫌っていた人が何時の間にか好きに成っていたり、真実の愛情

は寧ろより迷惑を掛けて相手を困らせた人に注ぐべきだと考えます。

 現に、愛情は肉体的なものより、精神的なものの方が強いはずです

。でなければ、離婚などというものは、存在するはずが無いからです

。より愛情が深い人の元に、嫁ぎますよね。

 今現在の地球は、取り返しのつかない宝物を、利己主義で売って、

切り売りして、人間個人個人が自分勝手に生きて来た報いの気がしま

す。

 利己主義とは、自分中心の考え方です。得をすれば、必ず損をする

人が存在します。それが、人間が今まで他の生命を支配出来てきた理

由です。

 しかし、今回の新型コロナウイルスパンデミックは、皆が損をして

います。仮に、これによって得をしたと思う国が有っても、いずれま

た、人間のコントロールを自然界は離れて行きます。

 要するに、地球くらい小さな1惑星に住んでいる人類が、皆で嘘を

吐いて話を合わせて情報をコントロールした所で、無限∞の大宇宙∞

からしたら、小さな惑星1つが、何を姑息な事をしているのかと、皆

に笑われている様なものです。

 この大宇宙∞の存在自体が、人間が呼ぶ所の『神』なるものであっ

て、決して太陽系ごときが『神』などと名乗る事はおこがましいので

はないか? 高飛車に成って、『神』に逆らったり、『神』のものを

奪おうとしたら、それが『真実の罪』であって、人間の作った法律と

は違う、『神の規律』=『大宇宙∞』=『大自然界の成り立ち』に背い

た事に成り、『神の審判』が下り、人の運命どころか地球の運命も決

まって行くのは明白です。

 『存在』=『目に見える事』では無い。『感じる事』でも無い。や

はり、『Believe in』ではないのか。地球上には75億人の人間が存

在しているが、『大宇宙∞の神秘』を知る者は誰も居なく、何故、存

在しているかを語れる者も居ない。

 もう、『新しい時代が到来』しているのに、『無知な昔の人の話』

を信じている。これ自体は『悪』では無いが、『新しい考え方』を受

け入れないと、『文明どころか文化の発達も無い』のではないか?

 恐らく、この我々の住む『a Universe』だけを考えても、仮に、

本当に『140億年』の歴史が有るなら、遥かに高度な文明が無数に

存在していて、1万年くらいの文明しか持たない人類を、『a baby』

くらいに考えて、価値を見出だせてもくれないのではないか?

 『神』には『神の親族』が勿論居て、それに従う『高度な文明』が

いて、我々、地球は最下位と考えて、我々の存在を認識しないと、何

時までも、地球人類は『大宇宙∞』の中の笑われ者でしかない。

 非を認める事で、『神』も存在を認識してくれ、仲間に入れて頂く

事が出来るし、未来への発展が約束されるのではないか? 我々、人

類は、思想的に最下位で、大宇宙∞の神秘の何も知らないし、存在意

義自体も知らない『子供』みたいなものだ。

 だからこそ、『宝物』は、与えられた地球という鍛練の場所、自然

界で闊達に、スクスクと寛大で思慮深い『大人』へと成長して行く必

要がある。

 人の死は悲しいが、特に親類縁者の死は耐えられないが、いつか人

は必ず死ぬので、その『魂』がどうなるのかを皆で観て行く必要があ

る。『魂』の有る人ならば、必ず『神』は無下に扱わないで、『天界』

に受け入れてくれるだろう。

 私はそう考えます。

                   2020年5月8日 著者