日本国の企業の利益体質と社員への給与の反映と外国資本の流入について

2020/03/01

 読者の皆様へ。

 日本国の企業の利益体質と社員への給与の反映と外国資本の流入

について考えましょう。

 現在の日本国の企業は、会社としての利益(営業利益や純利益)

を上げる事に躍起になり、自社社員への労働努力に対する利益還元

が出来ていません。更に、外国資本が日本国企業の株式を買い漁っ

ている事により、事実上、日本人社員への給与への反映か成されて

おらずに、日本人は給与額が減る一方です。

 簡単に説明すると、純利益を100億円上げている企業様がある

とします。この利益は、社員への給与額を減らして得た会社の利益

とします。しかし、この会社の株式が海外企業に買い占められて、

会社が海外企業の子会社に成ってしまったら、この企業が上げてい

た利益は海外企業のものに成ってしまいます。

 それならばいっその事、企業の社員達に利益還元を沢山していて

、社員達に貯蓄額としてお金を持たせていた方がマシだったという

理屈です。要するに、日本人の貧困層が増えている原因の1つが、

ここに有ります。

 一方で、海外企業は、社員に高給を支払い、競争意識を駆り立て

ます。だから、新製品開発も加速し、企業競争力も強いです。そし

て、業績が悪く成ると、不必要な社員を解雇していきます。非情に

 日本企業で上手く経営が成り立っているのは、終身雇用を約束し

て、社員達に利益還元をしている企業だけです。

 この違いが、日本企業と海外企業の業績や伸長の差と成っていま

す。詰まり、日本人は企業からの利益還元を受けていない会社員が

大多数で、貯蓄額を持たざる貧困層を多数、産み出します。

 一昔前は、日本企業と言えば、世界中で名の知れた企業様で、技

術力で席巻していました。それが、負の連鎖で、海外資本が日本企

業に投資し続けている影響で、日本企業としての存続が危ぶまれて

います。

 もっと、国民1人1人の財産形成を考えた、企業運営をして頂き

たいと考えます。それが、国民1人1人の生活を豊かにしていく方

策ではないでしょうか。

 続きはまた今度に。

                  2020年3月1日 著者