コンストラクチャーを造る時の手順について

2020/03/01

 読者の皆様へ。

 コンストラクチャーを造る時の手順について考えましょう。

 製造業では、先ず、納期が有ります。これが早ければ速い程、

製品製造と販売が成功します。

 先ず、製品の構想を練りますが、時代に則した、又は最先端の

物でないと、例え製造販売しても、この製品使いづらいと成る訳

です。

 構造物や製造物は、時間との競争なのです。その時間が時間的

遅れを生じると、人間心理で『もうその製品いらないや』と成る

訳です。

 詰まり、先ず納期が最優先されます。製品の発売を先延ばしし

てしまうと、顧客の信頼を失い、他の製造先にクライアントが逃

げてしまいます。

 コンストラクチャーを造る時は、必ず遅れを生じます。これは

、全ての計画が順調に進捗した場合を考えて、一連の計画を練る

からです。

 現在のメーカーは、完成品メーカーが全ての部品を造る事は無

く、サプライヤーに部品なりアッセンブリーの製造をさせて、そ

れを納期を守らせて納品させて、組み立てて完成品を販売に回し

ます。

 だから、リコール等が起こると、サプライヤーに責任も及びま

す。リコールの場合、サプライヤーの提供した部品の不具合が、

多くを占めるからです。

 だから、コンストラクチャーを造る時の手順は、ここまでの手

順を、いついつ迄に完了させる。それが必須項目なのです。

 詰まり、コンストラクチャーを造る時の最重要項目は、納期、

時間であり、それを守れないサプライヤーやメーカーは淘汰され

ていき、次々に新しい製品を開発製造する力が、メーカーには求

められています。

 続きはまた今度に。

                 2020年3月1日 著者