会社経営と資本と国を越えた企業支配について

2020/02/19

 読者の皆様へ。

 会社経営と資本と国を越えた企業支配について考えましょう。

 現在の、世界各国の企業経営について、会社を大規模経営するには

国営企業にするか、株式会社にして会社経営資本を投資家から集めな

ければ成りません。

 国営企業は、その国の意向権威成る方針で成り立っています。丁度

、日本の電気業界を席巻している有名企業の発行株式を、海外の国々

や大投資家に買われて持たれていて、経営役員や出向社員による実効

支配、技術の直接的盗難にあっています。

 たから、いくら売り上げを上げている日本発企業でも、役員を介入

出来る株式パーセンテージを押さえられると、日本発外国所有の企業

に成り下がります。

 現在の企業経営は、進出したいと考えている市場には、寧ろ、1か

ら投資をして事業を立ち上げるのは珍しく、ベンチャー企業ではなく

大規模経営企業では、その製造技術、サービス技術、情報通信技術を

所持している企業を、水面下で株式を買い漁る敵対的TOBか、協議に

近い株価値段に色を付けて公開買い付けを行い、穏便に他企業の吸収

と子会社化を図ります。

 1度、傘下に入ってしまった企業は、技術から、サービス技術、ノ

ウハウ、特許に至るまで、全て親会社に押さえられてしまいます。

 ここまでは当たり前、常識の範囲内です。

 但し、投資家は会社経営の健全化を図るのではなく、他企業が持っ

ている技術を盗む目的、高額配当金目当て、また転売の目的の場合も

あります。

 事実、小規模個人投資家が、ある企業の株価の上下に、一喜一憂し

ている裏では、大投資家や他国の方針で、大投資が行われているので

す。彼等は、損をする投資をしません。何らかの意図があります。

 現在の日本国の企業様は、健全経営をなさられている企業、資本株

式を押さえられていて自分達の意思では動けない企業、赤字で潰れて

行く企業、技術力で劣っていて海外に圧されて縮小を余儀なくされて

いる企業があります。

 ですが、優良企業も、国内需要が人口により小さい為に、海外への

輸出に頼っています。悲しい現実ですが。

 それでも、最高峰の技術分野では一部、日本国でしか製造技術を持

たない製品分野もあります。

 しかし、5G、電気自動車、航空機分野、他で遅れを取っている日

本国は、次々に海外に蝕まれていて、それで観光大国やIRに頼ってい

る様に見えて成りません。

 ニュースを観ていて、鉄鋼業界の再編建て直し、大企業の赤字、日

本企業が買収されたニュースを観ていると、日本国の方向性が間違っ

ているのが判ります。

 続きはまた今度に。

                  2020年2月19日 著者