金欲と無欲と借金の関係について

2020/02/16

 読者の皆様へ。

 金欲と無欲と借金の関係について考えましょう。

 先ず、国にしろ、企業にしろ、家庭にしろ、大所帯だと大金が動き

ます。大国は予算豊富です。小国は予算不足です。

 大国を考えますと、大所帯ゆえに、1度、経済が壊れたらそれを修

復する為に、沢山の借金をします。だから、借金が膨らみ赤字予算を

重ねていきます。

 小国を考えますと、小所帯ゆえに、経済が悪化しても緊縮財政を敷

き易く財政難を乗り越え易く成ります。

 所謂、国レベルなら、銀行券の価値が無くなるインフレが起きます

。企業レベルなら倒産、家庭レベルなら破産です。

 ですから、大投資をする時には細心の注意を払い、先ず少額出費で

様子を見て、可能性有りなら追加投資を考える。可能性無しなら、投

資した金額は諦めて撤退するのが望ましい。そうしないと、次々に投

資を重ねて借金が膨らんでいくからです。

 借金額が多いと、利息分も高いので借金が次々に膨らみ、金欲が大

きくなる。借金額が小さいと、何とか成るので借金を完済し、再起を

図れます。

 国にしろ、企業にしろ、家庭にしろ、借金を大きく抱えるのは良策

では無いと思われる。所謂、身売りをしないと成り立たなくなる。

 家庭を例に考えるのが1番判り易い。例えば、年収800万円の人

が6000万円の家をローン購入した場合と、年収300万円の人が

1000万円の家をローン購入した場合を考えます。

 前者は確かに年収が高くて借金を返済しやすく考えられるが、1度

、体調でも壊したら多額の借金の返済に自滅します。

 後者は確かに年収が低くて貧乏に見えますが、年収に対して借金額

が3倍であり、返済額も1000万円程度で済みます。1度借金額の

1000万円を完済したら、後は借金地獄から解放されて、気楽に生

活をする事が出来ます。所謂、無借金経営です。

 無借金経営は、無理をする事無く、着実に生活を歩む事が出来ます

 国にしろ、企業にしろ、家庭にしろ、無借金経営が1番望ましいの

ではないでしょうか。

 続きはまた今度に。

                  2020年2月16日 著者