厚みのあるガラス(氷)を通した向こう側の見え方について

2019/09/18

 読者の皆様へ。

 厚みのあるガラス(氷)を通した向こう側の景色の見え方について、

考えましょう。

 先ず、ガラスです。非結晶質で、よく向こう側の景色が見えます。内

反射を何回も繰り返して、向こう側の景色が見えます。透過率を90%と

して、光が景色として人の目に飛び込んでくるのに、時間差がさほど無く

輪郭がはっきりしています。

 次に、氷や結晶質の透明な石です。透過率が原因か、結晶質が原因か、

何故か向こう側の景色がはっきりと見えません。内反射(氷の出口面)や

結晶の界面での光の屈折により、向こう側の景色がぼやけるのかも知れま

せん。

 何が言いたいのかと言うと、時間差とは、何者なのかという事です。

 夜空を見上げて、100万光年先の恒星の星の光と、1000万光年先

の恒星の星の光が同時に見えるのは、何故だか考えた事があるかです。

 続きはまた今度に。

                    2019年9月18日 著者