完全に密閉された金属箱の中の空気の対流の可否について

2019/09/16

 読者の皆様へ。

 完全に密閉された金属箱の中の空気の対流の可否について考えましょう。

 仮に、宇宙空間に完全に密閉された金属箱に、空気を充填させて静止させた

としましょう。この箱の空気の対流は、時間経過と共にどう変化するかです。

 大抵の人は、平衡に達して空気の対流が無くなると考えるでしょう。外的要

因が断たれるからです。しかし、それは違うと思います。内的要因は外的要因

に作用されるからです。

 例えば、箱に物質が近づいてきたら、箱の中の空間に充填されている空気の

流れが出来ます。引力からです。箱の中の気圧変化が出来る訳です。

 地球も、引力で縛られている大気は、絶えず宇宙空間での外的要因に作用を

受けています。だから、季節や年毎で微妙に大気の状態が違います。

 もちろん、温暖化や太陽の状態変化が関係しています。それに、宇宙空間で

の外的要因が作用するので、状態変化を予測するのには精密な測定値を出す事

が出来ません。

 話しは変わり、今の地球上の気候はおかしいでしょうか。皆さん、色々なご

意見があると思います。

 例を少し上げさせて頂きますと、太陽の膨張や質量変化、地球の年齢、人間

の自然破壊や人口増加、森林破壊と砂漠やサバンナ化、気体の組成変化、様々

と上げられます。

 昔、オオカミ男伝説がありました。最近は気圧により、体調の悪く成る方々

がおられます。それらは、太陽系の惑星や地球の衛星の月や大気の動きに起因

するのではないでしょうか。

 人間が元々、祖先を海の中の生物に持つとすると、月による海の潮の満ち引

きや、太陽と地球と月の位置関係は重要です。魚で言うと、大潮で食欲が増し

たり、珊瑚で言うとある季節の満月の夜に一斉に産卵したり。人間にもあては

まるのではないでしょうか。

 結局は脳の働きが関わってきます。

 また話しは変わり、やはり太陽系のこんなバランスは存在し得ません。何ら

かの神なり、大宇宙∞の極限の力が存在しています。断りますが、これは宗教

ではありません。閃き、科学、学問、人類の発達が成し得た結論です。

 最近は世界的に、猛暑が続いています。これは、人間にも原因が多大に有り

ます。対策としては、森林を増やす事、人口増加を抑える事、温室効果ガスを

減らす事、など多々有ります。ですが、宇宙空間の外的要因はどうにも成りま

せん。

 大陸の面積は限られています。だから、森林の面積も限られています。何か

、画期的な大量の酸素製造機械、二酸化炭素を減らす方法、空気の洗浄設備を

作ればいいのか? 違うと思います。

 何故ならば、森林は元々、地球誕生以来に大気中に多量に存在していた二酸

化炭素を食料にして、酸素を吐き出していた。地球上の大気に酸素が増えてき

たら、今度は酸素を食料にして二酸化炭素を吐き出して生きる生物が出現した

。これが定説です。その需要と供給のバランスが良いと、地球環境は安定して

います。

 しかし、私は深海で先に、生物が発生した説も唱えています。地表近くは、

生物や植物が存在出来る温度では、とても無かったからです。

 地球上は、生命のルツボです。骨格生物も居れば、外殻生物も居る。言わば

、神の実験室の様です。遺伝子的に、10億年で、植物、動物など、これ程、

多様性が出来るものでしょうか?

 何故だか解らないが、人類がその頂点に居て、他の生命を支配している様で

、食物連鎖的には平衡を保っています。物質交換です。これを皆さんはどう考

えますか。

 続きはまた今度に。

                      2019年9月16日 著者