細胞への血液による栄養補給と臓器移植の馴染み性について

2019/04/15

 読者の皆様へ。

 細胞への血液による栄養補給と臓器移植の馴染み性について考えましょう。

 細胞は、血液により栄養補給が続くと生きていると言われますが、個体で考えると、

先にも述べた通り、人体の細胞は何ヵ月周期で入れ替わります。

 臓器移植を考えた時に、他人の臓器を患者の人体に移植する訳ですから、当然、他人

の臓器が患者の人体に馴染むと共に、血流で臓器に血液を送り込み、何ヵ月周期で、細

胞交換をしていかなければなりません。

 患者が子供で、ドナーが子供の場合、移植した臓器も成長させて、大きくしていかな

ければなりません。細胞の細胞分裂と、栄養補給と、血流が上手く噛み合わないと、臓

器の細胞は死滅し、移植した臓器そのものが腐って、臓器移植が失敗する訳です。

 細胞の寿命が何ヵ月とすると、人体は栄養素を摂取しなければ、新陳代謝を落とし、

人体はある意味、生命維持に最低限必要な機能に、栄養素を回す。だから、生殖機能は

落ちて、男性なら精子の量や筋肉、脂肪を減らして行くが、また栄養素を沢山摂取しだ

すと、それらは元の形に戻ろうとする。

 私は生物学者では無いので確かな事は言わないが、遺伝子的なものが関係しているの

は確かだ。遺伝子を電気的に考えると、メモリーであり、コピーに似ている。パソコン

でデータを記憶する時に、少しデータを追加し上書き保存する様なものである。上書き

保存したデータは、基本データを残して、新しいデータを追加している。

 時折、データにバグが発生するのと同じように、遺伝子にもバグが発生し(染色体か

)、先天的、後天性異常が発生する。先端生物学では、遺伝子の組み換えが行われてい

るが、ハッキングでデータを書き換えたり、ウイルスでデータ異常が起こるのに似てい

る。

 続きはまた今度に。

                          2019年4月15日 著者