2019/04/13
読者の皆様へ。
大宇宙∞と宇宙の違いについて考えましょう。
前回は、私達の住む宇宙の単一性について考えました。
単一性とは、個体が1つで存在している事とします。しかし、現実に個体が1つで
存在している事はあり得ません。
よく、絶滅危惧種という言葉を耳にします。動物や植物などは、進化論を肯定的に
とらえると、先ずは少数の個体から数が始まり、環境に徐々に適応して個体を増やし
て行きます。そして、永く、短い歴史のなかで地球環境の変化に適応出来ない種は、
数を減らして行き、やがて個体数がゼロになります。
太古から生存している種は、カブトガニみたいな、原始的でいて、強靭かつ長生き
で、餌の補食に短時間的周期を掛けないものが目立ちます。木々などの植物にも言え
ます。
単一性は、その点で、宇宙にもあり得ないと私は考えます。同じ種でも、個体毎に
個性があるように、この宇宙にも個性があり、多元的に似た様な、又は種族の違う宇
宙が存在しているはずです。
それが、個体数を増やしたり、減らしたり、又は種族の違う宇宙が存在していても
、不思議ではありません。1人の人間を形作る元素や細胞は、何ヵ月の周期で入れ替
えされると言われています。
同じように、宇宙ももし複数個体が存在していたら、互いに侵食しあったり、交換
しあったり、複雑な様相を呈している可能性が有ります。それらは無限に相互作用を
しあっていて、それらを総称して大宇宙∞と呼べるのではないでしょうか。
だから、大宇宙∞には、無限の物質と空間と時間が存在し、互いに相互作用しあっ
ていて、私達の住む宇宙をミクロとすると、マクロな動きをしているのが宇宙∞で、
永久循環をするのが大宇宙∞であり、この私達が住む宇宙が歳を重ねて細分化された
ら、大きな力が働き、物質、空間、時間が集められ、時空の彼方に放出される。
これは、哲学的考えであって、簡単に表現すると、全く違う時空に化学的に変換さ
れる。時間の流れも、清流から濁流になり、空間は膨張圧縮され、物質がそれに追従
する。
言葉で表現するのは難しいが、もし仮に複数の宇宙が存在するなら、互いに反発、
或いは引かれあい、それがこの私達の住む宇宙の膨張説に繋がっている。要するに、
隣接するある宇宙は、その力により収縮して、どこか別の時空に逃げたがっている。
大宇宙∞とは、そういうものだと推測される、これはあくまで主観です。
続きはまた今度に。
2019年4月13日 著者