被害と加害の理解について

2018/11/26

 読者の皆様へ。

 被害と加害の理解について考えましょう。

 よく、人間は、自分を、自分達の民族を、人類を攻撃してくる者を悪魔とかサ何とかとか、

宇宙人とか呼びます。

 ですが、地球上の人類の振る舞いは何でしょうか? 人間は、武器を手にしたら、平気で同

族、哺乳類、その他の動物を傷付けます。例えば、狩猟。スポーツハンティングで、野性動物

を銃で撃ち殺します。究極は、戦争で、同属の人類を大量殺戮してきました。現在もしていま

す。

 食事についても同じです。私は、動物の肉を食べない魚貝類と、穀物、乳製品、野菜、フル

ーツしか食べない事に、成人してから決めてから、牛肉、豚肉、鶏肉でさえ食べていません。

何故なら、彼等にも高知性があるからです。彼等、動物からしたら、人間は『 怪物 』でし

ょう。この怪物とは、宗教的に言えば『 悪魔 魔王 獣 』という意味です。

 人種によっては、人間の友人の、犬、馬、猫、猿、でさえ食べる人間です。私は、幼い頃に

、何かの飛行機事故で生き残った人が死んだ人間の肉を食べて生き残り救出されたとの逸話を

聞いた事があります。それから、ある日、母が出してきた焼豚の固い焼き具合のステーキを食

べている時に、これはひょっとして人の肉なのでは無いかとふと思った事があります。勿論、

そんな事は有り得ないのですが、肉の出どころが判らないで人間は肉を食べています。

 野性動物、飼育動物達は、何故、人間に食べられるために死ぬのでしょうか? 同じ哺乳類

なのに。クジラもイルカも同じです。

 彼等からしたら、人間は悪魔という理念が根付いているから、人間から逃げるのではないで

しょうか。

 人間は何でも自分自身を正当化します。昔は、異教徒狩り、魔女狩り、等あり、彼等を火炙

りの刑や、斬首の刑にしていました。刑の執行人は、自分自身を正義と思い込んでいる狂信者

です。今現在でも、未だ、肌の色で人種差別が行われていて、射殺、撲殺が行われています。

権力主義を盾に。

 本当に人間は平等で、民主主義が行われているのでしょうか? もしも、異星人なる者がい

て、その連中が地球人より遥かに知能も腕力も優れていたら、人間を貪り食う事が赦されるか

という議論と同じです。人間は勿論、必死で戦争をするでしょうが、皆捕虜に成ったら、異星

人の事、人間を性の対象とは視ずに、食料と見ることでしょう。人間が牛をビーフと見る様に

 大宇宙∞には、地球しか生命の存在する惑星しか無いのではなくて、地球は後進国、少数民

族で、弱者と考える事が正しい。そして、先ず、自己の誤りを認めて、自己否定してみる。今

までの行いを個人個人で反省する。

 別に、皆ベジタリアンに成れと言っている訳ではない。行いを正すことだ。

 人間は、自分より低く見る者が居ないと自信を持って生きていけない生き物だ。他者を見下

して、犬の様に上下関係がある。それが、大宇宙∞の法則ならば、人間の今現在生きている地

球は、恐らく牢屋の様なものになってしまう。強者が弱者より常に正しいならば。

 長々と話してきたが、御理解しがたい部分が多々あった事は、申し訳なく思います。

 続きはまた今度に。

                            2018年11月26日 著者