2018/11/20
読者の皆様へ。
物の移動と時間との関係について考えましょう。
皆さんは、目の前を高速物体が通過した時を目にしたことがありますか? 出来るだけ速く
目的地に到着したい。それは誰もが人生で1度は考えた事がある願望です。
現在では、何々粒子とか、何々マターという夢物語の様な、超高速で移動できる物質の存在
が議論され、何とかしてその存在を証明して、制御出来ないかと科学者が地球上で躍起になっ
ています。
私は、『物質』『空間』『時間』が3大要素で、大宇宙∞の構成要因の重要な部分であると
考えています。ここで、これらが仮に、切り離せるという夢物語を語ります。
子供の頃に、夜中、トイレに行きたくなり、尿だけ瞬間移動でトイレに処分できないかと幼
稚な考えや、遠くの物を念動力で動かせないか、時間を止めて自分だけの世界で遊びたいと、
誰もが超能力なるものに憧れる時期があったりします。
大宇宙∞は、動いていない様で、それぞれの箇所で動きを続けています。太陽系もその1つ
です。これは、物質と空間と時間が、ある法則に近い形で連動している部分である。
恐らく、我々人類が乗っている宇宙∞は、この1部分である。大宇宙∞には、3大要素が欠
落している、若しくは、1つの要素で構成される部分が存在する。例えば、時間が欠落した所
は、何も事象が起こらない部分で、物質が欠落した所は空間と時間が存在するから空間だけが
流れる部分、空間が欠落したら物の存在が打ち消される。
我々の住む宇宙∞は、現在の科学者の最新の世論では、大体、140億年の歴史を持ち、ビ
ックバンで、瞬間的に物質、空間、時間が膨張して、広大な宇宙∞を形成したとのこじつけが
大半で、矛盾とのギャップを埋める為に、誤魔化している部分が存在する。
要するに、何かの紙模型を開いた様に、形状の決まっている台所のスポンジの水を切る為に
スポンジを強く握ると掌の中で小さく縮み、手を離すと元の形状に戻る事をモデリングした様
な理論である。これだと、今の140億年の歴史を持つ我々の住む宇宙∞が瞬時に形成した理
屈としては成り立つ。
しかし、そのスポンジも、工場で造られる時には違う原材料の形状をしていて、そこかしこ
に存在する。大きなスポンジも、小さなスポンジも製造可能で、圧縮して段ボールで出荷する
事も可能だ。これは、宇宙∞がスポンジであると言っている訳ではなく、モデリングである。
だから、形状が予め決められていたら、宇宙∞の形成は瞬時に可能と成る事も言える。だが
、この宇宙∞のバランスと美は、芸術性の存在を感じ得る。3大要素に生命やら、採光やら、
配置と躍動感やらのスパイスが利いている。
ある意味、わざと均整の取れた部分を持たせたり、アートの様に色彩豊かにしたり、陰影が
施している。銀河等は、人間が描きたい色彩豊かな集合体である。
大分、抽象的な表現で140億年の宇宙∞を語ったが、意味合いはご理解出来て頂けたでし
ょうか?
本題に戻ると、人間が今現在、観測しているのは細部で、この我々の住む宇宙∞では、生命
の生きるという謎に迫れていない。魂とか、思考とか、精神は、何で出来ているのかと説明出
来る人が存在していない。皆さん、『 何で~なのか? 』の連発である。
未だに、宇宙空間への旅立ちを、想定外の要因で失敗するレベルだ。宇宙∞の動きと人間の
数値計算が、合っていないのだ。地球上で限定しても。スーパーコンピューター化しても。
言いたい事は山程有るが、所謂、140億年の宇宙∞1つの謎を解き明かす事も人類は未だ
おぼつかない程度の生命であり、この140億年の宇宙∞にはもっと宇宙∞の秘密に迫った生
命体もいて、人類などの低知能生物に構っていられずに、必死で解明している可能性もある。
しかし、答えは『 宇宙の歴史を紐解く事 』ではなく『 宇宙の存在や生命の存在の理由
を紐解く事 』で、結局は宇宙∞の神秘を人間のコントロール下に置こうとする、宇宙∞の流
れに反している行動を取っている人類である。
太陽系は人類の為に回っているのではなく、この140億年の宇宙∞も人類の為に存在して
いる訳ではない事を、認める必要がある。そこで始めて、地球人が自己中心的考え方から抜け
出し、一丸と成って種の存続の危機に怯えながら、画期的飛躍した考えが閃き、宇宙∞への探
索の旅か、地球の存続に挑戦する時代に成るのでは?
続きはまた今度に。
2018年11月20日 著者