ゼロ0という数字のフラット表現について

2018/11/21

 読者の皆様へ。

 ゼロ0という数字のフラット表現について考えましょう。

 先ずは、ゼロという数字が無ければ、数学は成り立ちません。10進法でも、2進法でも、

必ずゼロ0は必要です。

 ゼロ0は、数学的にいうと数字ですが、物質的に言うと存在していない事をいうのは、誰し

も知っていることです。波で言うと、フラット(平ら)を意味します。要するに、軸と等しい線

(存在しない長い有り得ない無限の長さの点の集合体)という事です。

 点(面積を持たない)を、永久に直線的に並べたものが直線として、この直線も面積を持たな

い。昔、学友と言い争った事で、点には面積があるのか、無いのかの議論です。同じ箇所に、

幾ら点を打っても点です。これを、違う箇所に2箇所に点を打ち最短距離で繋いだ所が直線に

なりますが、面積を持ちません。違う3箇所に点を3点打ち、それらを最短距離で繋ぐと漸く

面積が出来ます。

 その3点と同じ平面上でない所に1点を打つと、漸く空間が出来ます。4点を最短距離で結

んだ内部です。この内部には、無限大に重なることが無い点を打つ事が出来ます。点は面積と

体積を持たないからです。

 微分積分という数学を誰もが聞いた事があるはずです。これは、極薄い平面を重ねると、体

積になるという理屈も含まれます。しかし、チェーンの無い自転車の様に、体積の無い平面を

幾ら重ねても幾ら時間が経っても積み重なりません。ここでいう自転車のチェーンは体積(空間

)の事です。

 時間も同じです。チェーンの無い自転車に跨がるだけでは、幾ら時間が経っても前に進みま

せん。また、幾らペダルをこいでも、前に進みません。

 これが、『物質』『空間』『時間』の関係です。この3つが上手く噛み合わないと、存在が

否定されます。フラットな訳です。

 難しい理屈ではなく、大宇宙∞には、完全な場所も有れば、不完全な場所も有るという事で

す。

 インターネットのビデオ映像で、上流の池から海へ細い水路を造り、そこに水を流して波を

造り、サーフィンをするのを見ました。波に乗っているのですが、一向に前にも後ろにも進み

ません。アマゾンの川を逆流する波で、サーフィンをする映像では、10分間以上波に乗り続

けています。

 空間があり、時間の流れに物質が乗ると、何故か宇宙∞が形成されます。瞬間、瞬間には、

宇宙∞はフラットで動きをしていませんが(存在していない)、速さは関係なく時間が接続される

と動き出します。

 『 神なる者 』は、全知全能でこれら3つを、巧みにコントロールして、何かを成し遂げ

様としています。答えを、知っている者は神なる者だけです。勿論、大宇宙∞を創られたのが

神なら、神の所有物を神が自由にする権利が有ります。それが、正義で、人間がそれを盗もう

としたがるのを、神が嘲り笑っている様にも思われます。

 人間はHERO物語が好きですが、必ず、人間が正しく、他者が間違っている結論に陥ります

。その根拠は教育や人種問題や権力構造に有ります。味方の内は持て囃していても、いざ敵方

に回ると人間の集団心理で一斉に敵意を覚えるのが幼稚な所です。人間の不満の元は、自分自

身が満たされていない時か、他者が厚い利益を得ている時です。

 ですが、自分の物は自分の物、他人の物は自分の物的な考えを捨て、一度、味方に成ったな

ら最後までその意思を貫くのが、正しい考えです。正義を定義するのなら、平等の機会が与え

られ、誰もが不満なく、尚且つ努力を怠らない、愛のある、健全な行いだと思います。

 続きはまた今度に。

                            2018年11月21日 著者