2018/09/12
読者の皆様へ。
金属と凝固点について考えましょう。
一般的に、地球上では、水銀が常温で金属でも流体ということが知られています。温度計に
使われるものです。
金属結合が、金属の一般的結合で、固体では整然と原子(分子)が配列して、強固な強度を保
つ塊になっていると考えられています。
自然界で出来る金属塊と、人工の金属塊の違いは、その凝固の仕方にあると思います。惑星
が出来る時に超高温であったのかゆっくりと冷やされて不純物を多く含み塊になったのが、自
然界から採掘される金属です。それを精製して、純度の高いものにしたり、わざと純鉄に不純
物を混入して、錆止めや強度の調節をします。これが人工の金属です。
川で砂金とかが取れたり、一地方で、ある金属が大量に採れるのは、惑星が出来る時の環境
でしょう。もしかしたら、大きな隕石の落下(過去の頻繁な)によるかもしれません。
話を戻して、鉄の地球上での融点は1500ー1600℃くらいだったと思いますが、大宇
宙∞では、こんな温度は低温の方なので、鉄が高温で溶けていると、鉄の流体ではなく違う金
属、いわゆる、形態の決まっていない種類の決まっていない金属である可能性があります。
太陽の中心温度が1500万度(およそ℃)だから、この中の原子はどういった存在の仕方を
しているか不明です。もしかしたら、原子という形も取れていないかもしれない。だれも、そ
の測定をしていないからです。核爆弾の温度が3000ー4000度(℃)とすると、比べもの
にならないですよね。
核爆弾の原理を考えると、例えば中性子をぶつけてやると、核が連鎖的に崩壊して、形態の
違う放射性物質なりになるのか、元素が崩壊して、放射線を出すのか。(絶対に核爆弾の製造を)
してはいけません。地球が無くなります。
だから、太陽クラスの恒星の内部は、何でできているかに触れた科学者は少ないはずです。
金属の融点を大きく下回ると、金属は凝固する。融点を上回ると溶解して流体になる。では、
沸点を越えると、金属が気体中(真空中)を泳ぎ回り、どういう形態をとるのか?
元々、真空の温度上昇とは、有るのか、無いのか。真空だけに、気体が存在していないから
判らないですよね。
太陽から放射された光子や何々線が、真空中を伝熱して地球に熱を届ける過程も、難しい。
夜に、夜空の星からの熱を感じますか? 感じませんよね、見えない恒星が無数に存在してい
るのに。
金属の流体の不思議です。
続きはまた今度に。
2018年9月12日 著者