空気の酸素濃度と人間の生命について

2018/09/10

 読者の皆様へ。

 空気の酸素濃度と人間の生命について考えましょう。

 よく、皆さんはプールで子供の頃に、どれくらい長い時間潜っていられるか、競争しません

でしたか?(危険ですので止めて下さい) これは、人間には魚の様にエラで水中の酸素を体に取

り込めないので、酸素の肺への供給が完全に絶たれた状態です。

 では、人間が幸運にも、生命の宿る惑星を見付けたとしましょう。ラッキーと考えて、宇宙

船から皆で降りて、遊んでいたら、高山病の様にバタリと倒れていきます。何故かと言うと、

酸素濃度の違いにあります。

 この場合、酸素の肺への供給が完全に絶たれた訳ではありませんが、酸素濃度が欠乏してい

ても、過剰でも、どちらでも人間の多くは生きていけません。

 どうすれば良いかと言うと、ダイバーの様に、濃度調整が必要な訳です。惑星自体の酸素濃

度を調整するか、徐々に慣れていくか。恐らく、惑星の大きさにもよりますが、小さい惑星、

大きな惑星、それぞれの大気の組成も違うでしょうし、大気の粘度も違うでしょう。

 不思議なのは、小さな惑星でも、大気の組成により空気が重い場合もあれば、大きな惑星で

も、大気の組成により空気が軽い場合があるはずです。

 地球を中心に考えていると、恐らく、大宇宙∞の各地で繁栄しているであろう他の惑星生物

の体の構成の仕方が、それぞれ地球と違うと思われます。だから、地球上で繁栄している生物

でも、例えば深海で生息している生物を飼う時、徐々に慣らしていくか、同じ条件下で飼いま

すよね。

 これは、進化論が正解であるならば、新種の生命を産み出す回答でもあります。要するに、

深海1000メートルで生息していた魚が、海低10メートルで生息できるようになったら、

体に一部の変化をもたらし、新種の何々科に似ている、属している新種の生物が発見されたと

なる訳です。

 だから、新種の生物発見というニュースを見ると、昔からいた種族を発見したのか、進化し

た新種の何々科なのかを考えてしまいます。

 だから、地球上には、絶えず新しい種属性の生命が発生しているし、絶滅もしている。丁度

、耐性菌や耐性ウイルスが発生して、翌年に流行する様に。

 続きはまた今度に。

                             2018年9月10日 著者