地球と月について

2018/05/08

 読者の皆様へ。

 地球と月について考えましょう。

 月は何故、地球の周りを回っているのに、人工衛星の様に、地上に落ちて来ないの

でしょうか? 理屈としては、何層圏を人工衛星は回っている。軽量で歪な形で丸く

なく、どうたらこうたらでしょう。

 私は常々、経験則で感じているのが、より遠くの円周を公転している物質程、軌道

を外れて逸脱しやすく、より近くの円周を公転している物質程、中心部に落ちやすい

気がします。質量や形や角速度にもよりますが。ここでは、角速度を速度と同義で、

用いることにする。(本来、角速度の単位は、rad/sで、1秒間に進む角度、円周の

様な意味なので、円周が大きくなると、複雑な計算になるので)

 太陽系を見てみると、先ず、水星は小さい惑星ですよね。ここに、大きな惑星があ

ったら、まず太陽に落ちる感覚がします。傾向としては、外側に大きな惑星が公転し

ている。冥王星を除外して。

 基本的に、質量の大きな惑星が太陽の周りを回るのに、角速度が速くなければ太陽

に落ちると思います。そして、巨大な太陽からの引力と釣り合う、高速角速度による

遠心力を持っている。

 だから、仮に同じ質量の惑星が幾つか太陽の周りを回っていると仮定すると、内側

の惑星程、高速角速度でなければならない。(外側ほど低速) 太陽系は、実にユニーク

な、惑星の配列をしていると思う。

 地球と月について。まず、両者間の間に空気を挟んでいない。それで、昔の人類の

記述に残されている通り、月が存在していた記述も残っている。では、何時から月は

地球を公転しているのだろう。

 少なくとも、地球誕生の時期には無かったはずだ。衛星や惑星は、宇宙空間を高速

で移動している時に、惑星だの恒星の引力にピタリと捕まえられて、公転しだすはず

だ。

 月も同様で、地球誕生後に、地球の引力にピタリと捕まえられたはず。月がこのま

ま永久的に地球の周りを回っているとは思えない。臆測だが、地球におちてくるか、

軌道を逸脱すると考えられる。

 それが、人類の繁栄期なのか、絶滅期なのかは判らないが。

 続きはまた今度に。

                         2018年5月8日 著者