数について

2018/03/22

 読者の皆様へ。

 今日は『数字』『数』について、考えてみたいと思います。

 数字で、自然数と言うものがあります。自然界に存在している数という、

意味でしょうか? ゼロ『0』を含まない正の整数で、1、2、3、・、・、

と続く数字らしいです。

 数字というのは、何かを基準にして、初めて数として表せます。例えば、

全く同一の形で、同一の質量のものがあれば、それは、1:1で表せます。

 しかし、人間を1人、2人と数える根拠は、何でしょうか? 私もそう

ですが、よく半人前という言葉を日本人は使います。人間の大きさ、年齢、

仕事量で使う言葉です。

 大人と小学生では、電車の運賃が違いますね。多分、体重や身長が違う

こと、稼ぎが無いことでそうなのでしょう。

 だから、人間を1人、2人と数える根拠が、明確でありません。個体数

という意味での数なのです。

 屁理屈という人も沢山いると思いますが。元素周期表では、確か炭素C

を基準としていたと思います。その炭素も、同位体の存在比で、しかも、

恐らく地球上近辺だと思うのですが、正確性がありません。

 私自身も、昨日の私と、今日の私では、同じ人ではありません。体重

変化もあれば、身長、体調、視力、何から何まで違います。

 言いたい事は、要するに、自然数なるものは、存在しているのかと

いうことです。数学者には、反論されてしまうでしょうが。

 続きはまた、今度にします。

                   2018年3月22日 著者