夢というパラレルワールドについて

2018/11/07

 読者の皆様へ。

 夢というパラレルワールドについて考えましょう。

 夢の中の世界は、常識的考え方から言うと、非現実世界です。何故なら、夢から目が覚める

と、地球上で皆が動き回っているからです。これは、過去に映画でその様なものがありました

 では、人間が眠っている時間は、その世界は何でしょう。脳が造り出した現実世界と仮想世

界との狭間ではないでしょうか。現実世界の影響も受けるし、脳が造り出した仮想世界の妄想

下にもある。

 夢で、時刻、場所、寝かた、色々な条件を変えると見る夢です。その条件が変わると、見る

夢物語も変わります。例えば、大昔に好きだった異性と、学校の教室でクラスメートと共に、

仲良くしていたり。好きだった異性とは、滅多に話した事が無かったのに。

 所謂、パラレルワールドを夢の中で生きている様なものである。そこには、感情、好意、嬉

しさ、悲しさ、恐怖、怒り、物の肌触り、奥行きまである。

 夢では本心がむき出しになると言われている。本当に好きだった異性の事を、その時は気付

かずに、夢で接してみて漸く本当の愛に気付く。接触を持たずに、ただ、告白をするだけであ

ったり。

 社会人に成った大人でも、中学生、高校生時代の夢を未だに皆様も、たまに見ることがある

はずです。特に、物心付いた時期、思春期の夢を見たりする。これは、その人の脳が成功や失

敗を分析して、どうすべきであったかを道を示して、今後の行動の規範とする役割を担ってい

る。自己反省である。

 私の場合も、昔、好きだったが告白出来なかった女性に、夢で謝った事がある。そして、安

心して目が覚めたら、「ああ、夢だったか」と、複雑な気持ちになる。

 もし、生を授かってから1度も目を醒ますことなく一生を終える人生であったのなら、その

人の脳が見せている景色や奥行きや熱や感触は、何処から来るのか。失礼の無いように書くが

、盲目の方は、物の立体感をどう認識されているのか。

 外的環境なのか、記憶なのか、何なのか? 少なくとも、夢の中で、パラレルワールドを生

きている事は、皆様、経験した事があるはずです。

 続きはまた今度に。

                             2018年11月7日 著者