素粒子の宇宙空間における運動について

2018/08/27

 読者の皆様へ。

 素粒子の宇宙空間における運動について考えましょう。

 先ず、風、水流れについて考えましょう。これらは、それぞれ、気体、液体の運動(同一方向

)によって成り立っています。即ち、これらの風や水流に影響を受けるのは、ある物質が気体、

液体によって衝突を受けた時です。

 では、引力も考慮にいれると、地球上では不思議な物質の運動の軌跡になるのです。よく、

道路に落ちているビニール袋が、車の通過と風によって、複雑な運動をするのを見掛けますね

 それでは、宇宙空間における素粒子の運動を考えましょう。素粒子がごく微小だとして、宇

宙空間に気体が存在しない真空とします。すると、素粒子の運動における風も起きないし、風

(気体の流れ)による素粒子への衝突も起きない。

 だから、素粒子は自ら自転しながら、微少の振動をしながら、又は波のように直進に近い運

動曲線を描いて進んでいく。

 夜空の小さな恒星を見ていると、素粒子より大きな光子?が、その影響なのか時々、星が瞬

く、又は瞬間的に消える事がある。人間の目による影響もあるが、それが粒子や素粒子の運動

によるものであると考えられる。

 遠くの天体の恒星と地球との間には様々な障害物があるが、流れている岩石も当然存在して

いるので、一瞬、夜空の小さな恒星が視界から消えることもある。

 素粒子は、極小さいので、分子結合の中を通過する確率が高いと思われている。だが、やは

り、極小さな分子の引力に影響もされるはずであるから、素粒子でさえ、直進してきたものが

散るのではないか、巨大な岩石の中で。

 だから、それを応用して考えると、例えば太陽系内でも、惑星の公転により、恒星(太陽)か

ら出た粒子や素粒子(素粒子は漂っている可能性もある)が、他の天体に届く時に、他の天体か

ら見た太陽も瞬くし、消える。また、素粒子の密度も惑星の公転により掻き回されて、複雑な

運動を示している可能性がある。

 そういった複雑な超ミクロな世界が、大きな天体同士の間で起こっていて、宇宙空間の暗い

所での神秘、明るい所での神秘になっている。銀河の大きさになると、大きな天体、粒子、素

粒子が複雑な運動をして、安定的に見える時間的形状が存在している。

 地球上をいくら物が動いても、元の形状に戻る様なもので。私が自宅を出発して数時間後に

自宅に大体同じ自分で帰ってこられるのも、そんな流体の中を移動して絶えず座標を変えてい

る自宅にいることも、天体と似たようなものなのではないか。

 帰ってきた自宅の中では、人がいなくても立てて置いたペットボトルの空が、倒れている時

もある。

 続きはまた今度に。

                             2018年8月27日 著者