時間の解釈について

2018/08/10

 読者の皆様へ。

 時間について考えましょう。

 私個人の考えですが、時間は、過去にも未来にも永久だと考えています。そもそも、時間

という概念は、1本の直線で表す事ができなくて、例としては表現が悪いですが、空間的な

広がりを持っていると考えています。

 今現在の人類の知能では、時間の概念を理解することが不可能です。

 大宇宙∞が、同じ時間軸に乗っている訳がありません。速度があるものは、全てが時間の

流れ方が微妙に、巨大に違うからです。

 例えば、陸上選手が9人で100メートルの短距離走をした場合、ある選手はその100

メートルを9秒75で走り終えたとして、またある選手は10秒23で走り終えたとします

。これは普通に思えますが、少しおかしいですよね。

 大宇宙∞での座標も、走るレーンも違えば、地球の自転も公転も考えていません。一般的

に予選で足の早い選手が中心のレーンを走ります。これは、見映えとか、空気抵抗とか、色

々考慮しているとおもいます。

 超高速で動くものと、超低速で動くものは、目に入る時間的景色も違いますし、見る景色

の時間も違うのです。仮に、地球の自転も公転も考えていないとき、全く同じ道を2人の人

間が歩くと、歩く速度の違いにより、出会う景色も動物も違ってきます。

 人間の自己と時間が隔離しない原因は、難しいですが、少なくとも、自己の時間的感覚は

、起きている時と寝ている時では違います。いくら自分の行動にフェイントをかけても自己

と時間は解離しません。

 何十年来の知人と、久しぶりに会う時はどうでしょうか? 相手は確実に昔と違う知人で

あったり、昔と変わらず若々しく性格も変わっていない場合とあります。おぼろげな共通の

経験の話をして、記憶を探ります。鮮明に覚えている人もいれば、おぼろげに覚えている人

もいます。

 よく昨日のことの様に覚えているとは、正に時間の概念を理解する重要な要因です。

 続きはまた今度に。

                            2018年8月10日 著者