太陽熱と地熱について

2018/07/18

 読者の皆様へ。

 太陽熱と地熱について考えましょう。

 地球の表面上は、常に太陽の影響を受けています。大気とか地面とか海面です。これら

は、それぞれの比熱によって、温度上昇と下降を繰り返しています。

 海岸の砂は、夏に太陽の光を受けて朝から夕方まで一気に温度上昇をします。恐らく、

その差30℃以上。一方で、夜になり太陽が隠れると、砂の温度は朝には20℃以下にな

っています。

 水温(海水)については、やはり夏に水温が一番高いですが、1日での海水面の上下降は

、数度です。これは、物質の比熱が関係しています。

 私はサーファーですが、日本の太平洋側では、6月、7月頃ではまだ裸で海に入れる程

高くはなく8月、9月、10月と遅れて水温が高く維持されます。その頃には、気温は低

くなってしまっているのに。

 だから、温度上下降は、比熱により遅れたり早まったりするのです。

 しかし、地熱は安定しています。地球が本来持っている温度です。核やマントルの温度

です。これは、地殻で守られているからだと思います。

 例えば雪が降ると、まずは木の葉や枝に最初に積もり、次に土に積もり、最後にアスフ

ァルトの道路に積もります。これは、恐らくアスファルトが地熱を通しやすく、なかなか

積もるまで冷えないからでしょう。

 地熱がなければ、人類は地球上に住めないくらいに地表が冷えきるでしょう。だから、

不思議なのは氷河期に何故、地表が冷えきったままだったかです。火山活動で、間氷期が

存在したのかは推測でしかありませんが、太陽の活発化、その他の要因が様々に重なって

地球は存在している。

 続きはまた今度に。

                           2018年7月18日 著者