まぶたと光について

2018/07/11

 読者の皆様へ。

 瞼と光について考えましょう。

 よく、車の窓ガラスから、外の景色を見ます。紙に光を当てると、後ろに光が透過して

明るくなります。障子です。

 その目が粗く成る程、光の先の景色が見え易くなります。

 では、何故、人間は瞼を閉じると太陽の光を透過するのに、景色情報が見えないのか、

不思議です。

 瞼は、目に潤いを保つために、瞬きをしています。それに、砂などの異物が目に入るの

を防ぐ効果があるのでしょう。

 超高性能カメラを使えば、その紙の繊維の先がみえるかもしれませんが、光に景色とか

の情報を乗せてきている訳ですよね。

 それを考えると、人間が瞼を閉じた時に、明るさを感じるのに、何故、景色が見えない

のか? 昆虫には、大抵、瞼がありません。複眼の理由も外敵から身を守る為、また、獲物

を見付けやすい為と、TVで仮説を言われていました。

 景色情報を乗せてくる光の性質が解明されているのでしょうか? そもそも、見えるとい

う行為は、レンズと記憶機能(脳、レコーダー等)がないと、成り立ちません。色、光沢、形、

陰影。それらの情報を乗せてくる光の性質を解明したいです。

 続きはまた今度に。

                            2018年7月11日 著者