現実と妄想について

2018/06/06

 読者の皆様へ。

 現実と妄想について考えましょう。

 よく、君は現実主義者だねとか、妄想癖だねと耳にします。私が思うに、人間は

子供の頃は妄想癖(夢見る子供)で、大人になるにつれて現実的になってきます。

 本当の大人という者は、全くといっていいほど妄想をしません。自分自身を直視

します。もちろん、その前に自分の存在意義について、思い悩む時期があります。

 私は、子供の時に、映画とかアニメーションを見て感情移入しがちでしたが、今

現在は、全くといっていいほど感情移入をしません。ホラー映画を観ても、全くと

いっていいほど怖がりません。恋愛映画は、憧れますが。

 妄想とは時間の浪費です。1日、24時間、予定をびっしりと詰め込んでいると

、妄想をする時間がありません。要するに、脳が仕事で活性化している時には、脳

が妄想を司る化学物質(ドーパミン等か?)の影響を受けずに、仕事に集中している

状態です。

 これは、不思議なことで、脳には血液を通して、摂取した化学物質が運搬される。

例えば、アルコール。これで、怒り出す人もいれば、泣き出す人、眠気を覚える人、

陽気になる人様々です。

 時間帯によっても違います。私は朝が眠く、夜になるにつれて集中力が増します。

ですが、脳の体力が無い人は、夕方になるともう仕事に集中できないものです。

 要するに、脳の働きは、地球上の地域毎に(海沿い、山の上、平地、大陸別、

温暖寒冷)も違うし、個人的にも、異なっているのです。これは、地球が自転して

いて、太陽の影響を受ける昼と夜によっても違います。高速移動が可能になったこ

とで、時差もありますし、試験などでは移動時間や手段でも差がでます。

 現実的になり、大人になると、それをコントロールできるようになります。子供

程、その条件の違いにより、不平不満を持ちます。

 妄想とは時間の浪費であります。一方で、それがとんでもない発明も生み出しま

す。昔、日本のアニメーションであったロボットが、今は現実に成りつつあります

。その妄想を現実化しようとするからです、大人になった子供が。

 それが正しい最短の道かは解りませんが、人類の英知は少しずつは進んでいるの

でしょう。

 続きはまた今度に。

                         2018年6月6日 著者