効率について

2018/05/16

 読者の皆様へ。

 効率について考えましょう。

 私は、子供の頃から、野原を駆け回り遊び、勉強(授業中)は授業内容を授業時間

に、出来るだけ吸収するように心掛けてきました。

 特に、小学生、中学生時代は遊びも贅肉が全く付かない程に一生懸命に空腹でも

日が暮れるまで、全力で行っていたため、大人に成っても余り太らない体質になり

、筋肉もトレーニングしないでも、落ちません。

 勉強も、各科目、満遍なく学びました。

 効率は、その人の体質によります。食べ物を食べた時の消化効率。運動効率。

脳の働きの効率。

 車では、燃料の燃費効率。機械では生産効率。これらを、人間は極限まで上げよ

うとします。何故なら、体力も燃料も有限だからです。また、定期的に持続させて

いようとするからです。恐らく、恒温を保つためでしょう。

 一方で、野性動物、魚などは、その場しのぎです。食事の貯め摂り、食べられる

時に食べると言う事をします。ダイエットみたいな事をしません。

 もちろん、分業がなかなか出来ていないからで、自分本位のサバイバルだからで

す。低脳で、自己中心的な行いです。

 世の中が発展してきて、何についても『効率』が、考えられるようになってきま

した。資源が有限であると気付かされたからです。それで、希少なものは高額がつ

き、沢山存在するものは値が上がらないという現象があります。

 ですが、大量生産された物も、やがて『物質循環』により、数を減らしていきま

す。そうすると、大量生産された物の生き残りは、希少性を増し、価値が上がりま

す。プレミアみたいなものです。

 希少な物程、価値があるという考え方、珍しい物程価値があるという考え方は、

現在も昔も変わりません。

 将来、地球人口が増えていくと、その価値観が変わるのではないでしょうか?

効率重視になる。食べ物にしても、何にしても。衣食住全てで。人が生きていく

ことに必死になるからです。

 今まで、地球の資源が有り余っていたのが、それを均一に人間に満遍なく行き

渡るようにする。人権的観点から。戦争での奪い合いが、話し合いで解決されて

いく時代になりつつある。

 脳も、より活性化させて、今までは眠らせていた箇所も使わざるを得なくなる

。効率化の時代です。だから、街造りも、整備されて行かなければならない。

無駄の排除が起こる。

 より効率的な社会を実現しないと、人類は生き残りを続けていけないのではな

いでしょうか。

 続きはまた今度に。

                       2018年5月16日 著者