人間(生物)の変態について

2018/05/13

 読者の皆様へ。

 動物は、鳥や爬虫類と同じ様に『変態』します。恐らく、人間に至っても。

 蛙は、卵からオタマジャクシ、尻尾のあるカエル、成長したカエルと変態しますね。

人間も同様なのではないでしょうか。

 それが、人間は個人差がありすぎます。身長、体重、骨格、容姿、性格、落ち着き

や粗暴さにおいて。

 魚は、寿命まで餌を食べ続けると、その体を巨大化させていくことができます。

一方、人間は個人差はありますが、18歳くらいで身長の成長は止まります。そこか

らは、脳の成熟が起こってきます。

 動物は自然界のものなので、その体の大きさが生死を分けます。一方で、人間は、

秩序を保とうとする生き物で、体の大きさが全てではありません。それぞれの個人

により、癖があります。

 しかし、人生80年と考えても、変態期間はずっと続いているのではないでしょ

うか? 身体的成長が終わり、頭脳的変態は一生続く。その人の意志次第で、努力

次第で、どうにでもなる生き物です。老いには逆らえませんが、それでさえ普段の

頭と体のトレーニング次第で、遅らせることすらできる。

 微生物、魚、昆虫類、爬虫類、両生類、哺乳類は、活動時間があります、1日の

中で。朝型、昼型、夜型。それを破れるのが人間です。

 ですが、そのことにより、本来持っているホルモンバランスが崩れたり、健康に

害を及ぼします。要するに、変態の仕方に違いがでてくるのです。

 子供の頃に睡眠時間が短い子供は、成長ホルモンがどうのこうので、身長の伸び

が小さかったり、夜型人間は犯罪に走りがち(闇に紛れるから)であったり。

 そういった生活環境は、人間の体格、容姿に現れてきます。健康面、持病にも。

極端な話、同じ種類の魚は、人間から見ると区別がつきませんよね。人間も、同じ

環境や服装、変態前の(差別的な発言からではなく)容姿は、比較的、個性がありま

せん。

 人間より大きな体格の動物も個性が無いですよね、あまり。何が言いたいのかと

言うと、人間は特別で無いようで、少し特別扱いされているのではという事です。

知性、運動面、芸術面などで。これは、傲っている訳ではなく、意味のある事でも

あります。

 人間に託された使命。運命。天命。それを感じ取って頂きたいと思います。

 続きはまた今度に。

                        2018年5月13日 著者