銀河は収縮しているのか、膨張しているのか、平衡しているのか?

2018/05/13

 読者の皆様へ。

 銀河について考えましょう。

 ビックバンがもし仮に起こっていたと仮定すると、宇宙は膨張していると、学者の

方々は考えられておられます。初期の爆発による運動エネルギーの継続と慣性のため

でしょうか?

 しかし、局所的には、新しい銀河が産まれたり、消えたりしていると、言われてい

ます。物質は互いの引力によって、宇宙空間でも結合しようとする性質があります。

要するに、巨大な岩石の塊みたいなものが沢山形成されていないと、理屈にあいませ

ん。

 銀河は自転(表現上)していなくては、中心部の引力により、凝集していくはずです。

形の異なる銀河が、系統立てられて、人類は分類しています。それは、人類が未だ、

300万年(科学の歴史は数百年)しか繁栄しておらず、何故、それぞれの銀河がそれ

らの形になったのかを観測出来ていない事実で、臆測の域を出ません。

 銀河にも寿命はあるはずです。太陽系と同じ様に。銀河の大きさにもよると思い

ますが。太陽系の場合、膨張による星系の最期を迎えると予想されています。では

、銀河はどのようにして最期を迎えるのでしょうか。

 膨張なのか、収縮なのか、平衡しようとしているのか。銀河の命は、太陽系より

長い(ビックバンの100数十億年の過去に疑問あり?)ので、私達の暮らす銀河系の

最期は見届けられませんが。

 大きな物質程、自転(表現上)している速度は、中心点から遠いので外側の回転速度

は、ゆっくりに見えがちです。しかし、銀河系が自転(表現上)しているとなると、そ

の中心からの距離が遠くなる程、回転速度が速くなければ追い付きません。

 ちょうど、スプリンクラーを思い浮かべて下さい。銀河系が膨張しようとしている

のなら、あれをゆっくりな時間で流した感じです。

 縮小しようとしているのなら、物質の引力が勝っているからです。

 平衡しているのなら、ちょうど太陽系の様な、動きの感じではないでしょうか?

 いずれにしても、近くの宇宙∞の一部を観測出来るようになってから、未だ、歴

史が浅すぎます。これから、経過を見ていくことになるでしょう、人類はそのこれ

からの歴史の中で。

 続きはまた今度に。

                        2018年5月13日 著者