2018/05/11
読者の皆様へ。
言語の発達について考えましょう。
世界には、数えきれるが多数の言語が存在する。今現在、存在する言語だけでなく、
太古の昔に存在していた言語も含めて。
日本でも恐らく、縄文時代以前には、各部落毎にそれぞれの原始的な言語が存在して
いたに違いない。その数は、恐らく数百~数千言語であったに違いないと思われる。
言語は、文明の滅亡や、他国からの侵略で滅んで行く。同一民族が長く存続している
と、言語は進化して発達していく。
最近は、世界がインターネット等で繋がり、それぞれの国々で母国語、外来語等入り
混じり、独特の発展を遂げている。バイリンガルなど当たり前で、数ヶ国語を話せる人
などざらだ。
勿体ないのは、それら記述が残らずに滅んでいった、億万の言語の起源だと思う。ど
の様に、それらの言語が発生して、発展して、滅んでいったのか。少数の数十人~数百
人で共有していた言語は、昔は少数民族の合言葉で、極身の回りの事象しか話す必要の
ないものであったはずだ。
言語の発達と共に、細かいニュアンスの表現も出来るようになった。日本は渡来人を
物造りの技能者として受け入れて重宝していたから柔軟な言語であり、多くのニュアンス
を作り出せる。昔は、ミミズがのたうった様な、分かりづらい言語を駆使していたが、
より整備された現代言語である。
漢字、平仮名、片仮名、を駆使して、あらゆる繋がりのある多くのニュアンスを造り
出せる。だから、小学校から多くの漢字を暗記し、それを平仮名で繋げて、一風変わった
ニュアンスをする。
主語や、動詞、目的語も、何処に配置しても意味が通じる。主語が無くても、通じる
不思議さだ。
続きはまた今度に。
2018年5月11日 著者