速度の発生する力学的解釈について

2020/09/30

 読者の皆様へ。

 速度が発生する力学的解釈について考えましょう。

 地球上で、物が動く(力が加わり速度が発生する)のには、

風の発生、対流、地球の自転・公転、生物の自発的動き、滑り

、重力(引力)による位置エネルギー低下、動体の静体への衝

突、等があります。

 これは、重い物にはより大きな力を加えなければ成りません

。摩擦(空気や地面)が、粒子単位で働くからです。

 では、光は、核融合や核分裂で、何故、太陽から真空中を、

同じ速度で飛び出すのか? これが正しいのなら、蛍光灯の光

の速度を出す原動力は何か? 恐らく、世界中の科学者達は、

正解を持っていないはずだ。

 よく、電子や素粒子(?)を巨大な円環内で加速させる実験

をしているとニュースで見ました。円環の中心を取り、遠心力

で少し加速させる実験なのでしょうか? これは、長い紐の先

にオモリを付けて、人間の手でゆっくり回して徐々にオモリの

速度を増していく考え方でしょうか。これだと、オモリはある

最高速度に達すると、定速を保ちます。

 では、光を光速に保つ原動力とは何か。光は普通の状態(ブ

ラックホールに掴まる等)で停止できないのか。何故、ビーム

状態を保つのか。

 素粒子に関しては謎だらけだ。たまに、未知の素粒子を観測

したとのニュースを聞くが、懐疑的だ。条件次第では同じ素粒

子かも知れない。

 この素粒子は、光子より軽く、尚且つ速度が速いのならば、

考えられる素粒子速度原動力の1つは、宇宙の流れではないか

。地球上でも、台風の時は、風速50m/s に成る事がある。

これは、時速換算で時速180km/h に成る。

 話は飛び、台風のこの空気の流れは、大気密度にも影響する

かも知れないが、大気層の厚みに顕著に現れる。それだけ、大

気は地球引力で地表に厚みを持って、堆積しているのでしょ

う。普通、それだけの気体の大量移動を吸収する地球上大気層

とは考えられないからです。

 話は戻り、素粒子速度の原動力は何かを、宇宙科学者に問い

たい。ごく微量の質量しか持たない素粒子が、何故、高速を出

せるのかを。何が素粒子に力を加えているのか。もし、素粒子

が光子より高速なら、話がややこしく成る。

 光が情報を伝達する前に、素粒子が時間の壁を打ち破り、情

報伝達、若しくは事実さえ、運んで来るからだ。ビッグバンが

点で起こって、瞬間膨張配置説ではなく、徐々に膨張したとす

ると、物質、空間、時間より先に、光より先行して素粒子が、

宇宙の外に展開している事に成る。

 これは、空間が無い所に、質量を微量に持つ素粒子が存在し

ている矛盾を生じる。

 物質、粒子単位の速度の原動力は何かを、解明している方々

がおられたら、この矛盾を説明してみて欲しい。

               2020年9月30日 著者