車の自動運転システムと、将来的な車車、車人、車壁の衝突回避システムについて

2020/08/08

 読者の皆様へ。

 車の自動運転システムと、将来的な車車、車人、車壁の

衝突回避システムについて考えましょう。

 現在の車の自動運転システムは、センサーと画像認識の方法

の2つが取られてます。特に、このシステムは高速道路の様な

単純な道路で効力を発揮します。

 しかし、現実は、地形も曲がり角も、信号機も、人間も、複

雑な動きをします。それを、車からだけのセンサーと画像認識

に頼りっぱなしでいいのでしょうか?

 先ず、道路脇にセンサーと画像認識のシステムも付ける。人

間の着る服か持ち物にも事故回避センサーを付ける。詰まり、

動体センサーと静体センサーの併用です。

 これは、監視システムでは無く、任意にしてもいいのでは。

 車搭載の衝突回避システムと、壁や道路脇に細いセンサーを

取り付けるだけで、壁に近付いた時に軌道修正を相互に行う。

 前後を走る車同士もこれでコントロールできるはずです。

 左右を走る車同士は、車線変更等のAIでのルールプログラム

で補う。そして、動体静体センサーで周りを常に車同士のAIが

把握しておく。

 人の衝突事故は、存在センサーで回避を出来る様にする。

微かな前後左右の動きで、移動方向をAIが予測し、止まってい

ても存在を確認する様にします。

 後は、信号機問題です。これは、極力、信号機の3色の変化

に合わせた電波か光センサーの信号を相互に送受信し、無理を

しない構造にする。

 いずれにしても、人間の代わりにAIが自動車を運転する場合

は、周囲の情報を把握して確実な動きを行えるシステムが必要

ですが、やはり、それでも少量の事故は起こるのではないか?

 人間は必ずミスをする生き物です。

                2020年8月8日 著者