2020/05/30
読者の皆様へ。
人生の中での失敗による糧と成功に繋がる分岐点について考えま
しょう。
先ず、『人生の成功』は、人それぞれにより違います。また、目
指すものも違い、道程も違います。最終的に、『年老いて人生を振
り返った時』に、自分自身で『充実した人生だったな』と感じたな
らば、それで『良い』のではないでしょうか。
人生には必ず『分岐点』があり、そこで選んだ道程により『出逢
い』も違えば、『苦楽』も違います。
人生の途中で、『道程の選択を失敗した』と感じても、そこから
また、人生の上げ潮が来るかも知れません。
中国の故事に『人生万事塞翁が馬』という言葉があります。この
言葉は、大学の先生に教えて頂いた言葉です。日本語にすると、『
災い転じて福と成す』が近いのでしょうか? しかし、中国の故事
にあるこの言葉は、重みが違います。
私も、人生で分岐点が多々在りましたが、『情勢は刻一刻と変化
する』から、今の自分自身が存在しています。
世界情勢についても、これは当てはまるのではないか? 私が子
供の頃に聞いていた『近隣諸国の悪口』は、親から聞いて『固定観
念』を植え付けられ、ある種の『洗脳教育』をされていた印象です
。
しかし、東アジア諸国の人種は、姿形も似ていて、凄く親近感が
出来ています。これは、大人に成長して、『固定観念』が取り払わ
れて、近隣諸国の魅力に気付いたからです。
また、遠くヨーロッパやアメリカ大陸の異国文化も、また違う趣
きがあり、興味を惹かれます。
確かに、異国文化の憧れは大きく、また自国の共感も大きい。
ですから、『人生』は、『終わってみないと判らない』ものです
。進学で学校を選ぶのも、就職で企業を選ぶのも、よくよく考えて
選択するか、運命に従うか? 但し、進学や就職が決まったからと
いい遊び暮らすのは、時間的浪費です。何か、新しい事にチャレン
ジする時間です。ですが、身の危険性は安全にして置かなければ成
らない事は、言うまでもありません。
それは、将来の幸せを掴む為だからです。
2020年5月30日 著者