地球上の物の一極集中と人口分布と過剰生産の競争社会について

2020/02/28

 読者の皆様へ。

 地球上の物の一極集中と人口分布と過剰生産の競争社会について

考えましょう。

 最近の企業の競争生産により、地球上の社会は物資過剰生産と成

っています。プラスチック、金属製品、セラミックス、電化製品、

全てにおいて、先ず作って売るという形式を取っています。

 これだと、製品が買われずに残ってしまい、無駄が発生します。

 これだと、製品製造過程での地球温暖化ガスの過剰生産をしてい

る様なものです。

 一方で、ジャストインタイムという言葉があります。これは、必

要な物を必要な時間に作るという考え方です。これだと、余剰生産

が無く、地球温暖化ガスも最低限の発生で済みます。

 ここまでは、非生命体の生産について述べています。

 しかし、人間の食物の元となる、水分、植物、農林業品(森林、

野菜、果物、穀物)は、過剰生産をすべきです。

 何故ならば、地球温暖化ガスの低減効果が絶大ですし、アフリカ

諸国などの飢餓に苦しむ国々へ食物加工品の援助が出来るからです

 とにかく、地球上の社会は、大陸別や民族別、地域性で物資が偏

ってい過ぎです。だから、アフリカ諸国では、先進国では信じられ

無い様な物資不足に喘いでいて、餓死者をも出しています。

 この事実は、信じがたい事です。

 今の時代、飢饉が起きて(雨が降らない土地がある)、餓死者が

出ている。この格差は、持たざる国々が有るからです。資源も無く

、資金も無く、物資も無い。

 これは、過去の奴隷制度や植民地支配に原因が有ると断定できる

。勿論、土地毎に気候が違う事も有るのは言うまでも無い。

 日本国に限定して考察すると、高度経済成長期に蓄えた富が、現

在は失われて借金が増え続けている。この事実は、国民1人1人の

生活の質を落とすと不満が噴出し、借金をして国民生活を維持しな

ければ成らないからだ。

 それに、地球は大自然の1部分だから、自然災害も予期せずに起

こる。

 では、世界中の国々の預金と借金を足すとイーブンに成るかと言

うと、必ずや借金額が過多に成るはずです。何故ならば、金利と利

子で、利子を多く取る体質だからだ。

 その利子は、物の価値が下がったり、サービスや、ゴミ(地球上

を汚染している)として消えている。要因と結果は、過剰生産によ

り、自然環境に金属、プラスチック、セラミックスがゴミとして散

乱していて、それを再利用しないで新しい原料で新製品を作るから

だ。

 エナジーは、100%の再利用は熱効率から不可能だが、再利用

を上手く活かせば、規格統一などで再利用合理化が出来る。

 国によっては、ビール瓶をある程度、規格統一化して回収して、

洗浄して再利用合理化している国もあると聞く。スクラップに成る

物に少なからず値段を付けて、回収していたり、分別ゴミが発達し

ている訳です。

 長く成るので、続きはまた今度に。

                 2020年2月28日 著者