熱帯期から氷河期と間氷期での地球上の大陸と動植物の移動の考察について

2020/02/10

 読者の皆様へ。

 熱帯期から氷河期と間氷期での地球上の大陸と動植物の移動の考察に

ついて考えましょう。

 先ず、地球誕生以来、灼熱の惑星が次第に冷えて行って、現在の大陸

と海の形に落ち着いたのは、学説からも疑いありません。

 地球誕生時点では、現在の地球中心部の温度約6000K(ケルビン)

以上の温度を惑星全体が持っていた事は察する事が出来ます。恐らく、

気化熱の低い物質は全て気体として大気を形造り、今現在より小さな地

球の直径の原形の真球に近い個体と液体の入り雑じった惑星であった事

でしょう。

 大気の層も分厚く、中心部の液化固化した部分が小さい惑星であった

はずです。これは理屈からも理論的にも言えます。

 誕生からある程度、数十億年経った頃には、液化固化しやすい物質が

マントルや核を成して、地球上表面には気化しやすい物質が液化固化し

て、地表近くに降り積もった訳です。

 その後、水分が液化する温度まで下がると、液化固化した球体に水が

溜まり出して複雑な組成をした惑星が形成されてくる。詰まり、惑星が

出来る過程では、金属や珪素を主成分とした雨が降ったか液化してきた

可能性があり、液化温度が低い水が最終的に雨として降ったか液化して

きた可能性も先ず間違っては居ないと考えられる。

 大陸と海がある程度決まって、その地殻、マントル、核の組成の不均

いつさから、地球内部が蠢き、大陸移動から大陸棚の移動が行われて、

現在に至っていると考えられる。

 そこに何らかの因果関係で、熱帯期間から氷河期が訪れて、大陸なり

島々が氷で繋がり、動植物の移動が起こる。勿論、鳥などは植物の種等

を既に大陸なり島々なりに運んでいて、植物達も種や胞子を風や台風等

で遠くに飛ばしていて、似通っている何々科の品種に土地に順応性を示

して、進化(進化論)していった。

 また、間氷期を迎えて氷が溶けると、大陸や島々が分断されて、それ

ぞれの土地で動植物が独自の進化を遂げた。

 これは大宇宙∞的観点から見た場合、恒星は抜きにして、惑星系の全

てがビッグバンにより点から一気に一瞬で物質が配置されたとすると、

ガスの集結から始まり(ビッグバンのエナジーは全ての原子や分子を気

化する程の大きさ)、ビッグバンの後のガス雲が次第に物質を集結させ

て、銀河なり、恒星なり、惑星なりを形造ったと思われる。

 恒星と惑星の違い、銀河の存在意義は不可解だが、全ては、大宇宙∞

を創り賜わった神、所謂、創造者(主)の成された結果により、現在の

人間には理解不足の大宇宙∞が恐らく無限∞の産物として存在していて

、小さな地球に住む我々に理性的思考をさせて、答えを求めている事な

のかも知れない。

 これは、宗教ではなく、存在している大自然をありのままに科学と哲

学と信仰で、人間が解明している途中経過だと断言出来るのではないか

。一般論では、科学知識で解明を試みている自然現象も、人間の人知を

遥かに超えている事は確かです。

 続きはまた今度に。

                   2020年2月10日 著者