富める国と病める国と貧しい国について

2020/01/21

 読者の皆様へ。

 富める国と病める国と貧しい国について考えましょう。

 富める国とは、お金持ちの国の事を指すのでしょうか?

 貧しい国とは、お金が無く物資の無い国を指すのでしょうか?

 病める国とは、人心が乱れている国を指すのでしょうか?

 先ず、地球上の大陸に大抵は人は住んでいます。その大陸の地方毎に、

生活や暮らしやすさの格差が有ります。

 日本国は、比較的物資もお金も有りますが、これは、国際社会から見た

ら、インフレ、デフレで言うとデフレの状態にあったのが、昨年度の台風

、水害、地震被害で、製造業の低迷により、物は溢れていて値段は安いの

に、大人数の所得が低い混迷した経済にあります。

 一方で、世界的に見ると、アメリカ大陸は北高南低に在ります。アジア

地方では、東アジア諸国の先進により東南アジアに経済的な技術的革新と

恩恵を受けています。また、原油産出国では、独自の輸出需要と都市形成

をしつつ在ります。

 しかし、米中の経済情勢により、先行きは判らない状況です。

 ヨーロッパも混迷を極めています。ヨーロッパは、社会福祉が発達して

いて、環境問題にも敏感です。ユーロ圏で共通通貨を使用している事で、

比較的安定はしていますが、国々、地方毎での格差はあります。

 アフリカがやはり問題を多く抱えています。紀元前に隆盛を極めたせい

で、現在は貧困に喘いでいます。アジア諸国や世界各国から支援を受けな

いと、成り立たない現状です。

 富める国とは、物に溢れ、社会福祉が発達し、貧困が無い国ではないで

しょうか。貧しい国とは、例えお金(お札)が溢れていても、物も買えず

、社会福祉も自由も無い国です。

 病める国とは、余りに複雑化し過ぎて、見知らない人、人種で溢れ返り

、性にも乱れ、病気が流行り、人々が心から信頼関係が無く、裏切りのあ

る、批判的社会の国です。

 私が日本国の街中で見掛ける光景で、アフリカの子供達が数秒間に1人

、栄養失調で死んでいるのを支援する仕事をしている人達のいい加減さで

す。そんなに切迫している状況ならば、もっと世界各国の余裕のある人々

が支援するべきです。

 運命で裕福な国々に産まれた人達は、アフリカの子供達の惨状を知りま

せん。学業どころか、仕事どころか、生きる事も儘ならないのです。

 後は、言わずもがなです。

 続きはまた今度に。

                    2020年1月21日 著者