2019/11/18
読者の皆様へ。
損得とお金と物の流れについて考えましょう。
ある国が、他の国に物をお金で売ったとしたら、ある国から物が無く
なり、お金(銀行券)だけ残ります。
ある国に物が無くなった為に、ある国は物の価値が高くなりインフレ
(沢山のお金が物を買うために必要)に成ります。
他の国は物が有るので、物を簡単に買える様に成りデフレ(少しのお
金で物が買える)に成ります。
実際には、国々の中央銀行が、経済市場に出回るお金(銀行券)の量
を調整している訳です。
他国関係で貧富の差が有るのは、これによります。砂漠の国で乾燥し
ていて環境が劣悪だと、化石燃料や鉱物資源が豊富でないと、経済が成
り立ちません。売る物も無く、国内の流通も無いからです。
森林資源のある国は、普通に経済が成り立ちます。水もあり作物も育
つからです。だから、そういう住み心地良い国に人が集まります。
日本の場合は、特別です。物を先ず購入して加工し、それを外国に売
ってお金を得て、また物を外国から買います。
だからこそ、諸外国との付き合いが重要です。また、諸外国の情勢に
左右されてしまいます。
最近の日本の外国との付き合いが上手く無いため、またバランスが崩
れています。
昔から日本国には『損して得を取れ』という言葉が有ります。詰まり
、お得意様に成って頂く為にある程度譲歩し、リピーター(賓客)に成
って頂く事です。
こちらが少し損をしてお客様に負けてあげると、良い印象をお客様に
持って頂け、また来客して頂けます。私はしませんがゴルフ等が、言わ
ずもがなです。
だから、付き合いとしては、お客様と長い期間の付き合いをしたいな
らば、お客様に売る物を少し値引きしたり、サービスをするのが日本流
です。
諸外国では一方で、とことんまで追及した高級商品で勝負する国もあ
ります。手作りの一級品を追及します。過剰な程に、礼儀正しい、丈夫
な素材を使って作り上げた物です。
過去の日本は薄利多売でしたが、現在はどちら付かずで、むしろ新興
国の薄利多売と、その他、宣伝戦略等で、経済が成り立っている様に思
われます。
続きはまた今度に。
2019年11月18日 著者