宇宙空間での光速航行を上回る速度での衝突回避の限界について

2019/09/05

 読者の皆様へ。

 宇宙空間での光速航行を上回る速度での衝突回避の限界について考えましょう。

 最近、テレビを観ていた所、飛行機のレーダーの限界について語っていました。

恐らく、超音波なり、音波なりで、機体から放出してそれを機体が回収して、雲や

山や障害物や飛行機なりを探知しているからです。

 因みに、音波は物質中より真空中の方が、伝達速度が遅くなる。詰まり、密度を

上げた物質中では、音波の伝達速度が早くなる事で、障害物や雲の存在を探知して

いる訳です。

 光は一方で、真空中の方が物質中より、光の進む速度が速くなります。だから、

光の真空中での速度が、3・0×100000000 m/s 近くで一定速度を取る

と言われています。重力や引力を考慮しなければ。

 では、光速航行を上回る速度での移動する手段を考えると、光より速い粒子の発

見とコントロールが必要に成る訳です。何故ならば、衝突回避システムを造る時に

、光の進む速度で移動していたならば、それより数段速い粒子を機体から放出して

、障害物に跳ね返って来た粒子の変化を読み取る必要があるからです。

 これは、夢物語に終わらせたら、地球人類はいつまでも太陽系の外に出て行く事

が出来ません。不可能だよ、馬鹿でないか?、と言っている内は、大宇宙∞の中で

は、ローテクな訳だと思います。

 続きはまた今度に。

                         2019年9月5日 著者